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ドリブル嫌いは誰だ [ 日本代表 ]

サポティスタで紹介されていたこのコラム
「課題の解消は簡単ではない」

この人、一応ジャーナリストらしいが寡聞にして私は知らない。
だが、どこでどう間違って「オシムさんはドリブルが嫌いかも知れない」と思い込んでしまったのだろうか。

あとひとりドリブルで抜けばシュートが撃てる、あとひとりドリブルで抜けばクロスを上げられる、
そういう場面で勝負を回避することはオシム的考え方ではない。
もちろんオシムがその通りのことを言っていたわけではないが。

ピッチ上では表現されてはいない。
加地や駒野はサイドでひとり抜けばという場面で勝負に行くことはまれだった。

だがそれは、オシム監督の考えが反映された状態ではない。
ピッチ上で表現されていないからイコールそれがオシム的考え方だというのは短絡である。
それを言うなら、さんざん練習している人数をかけたワンタッチでの素早いパス回しも表現出来ていない。

ドリブルで勝負に行かないのは、パスをつなぐことに固執して
ボールを大事にし過ぎた選手の判断ミスである。
批判は大事だが、明らかに的外れな批判はやめて欲しいものだ。

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パスサッカーをやるには [ その他サッカー ]

スカパーでエミレーツカップ アーセナル対パリ サンジェルマン。

アンリが抜けリュンベリが抜けたアーセナル。
これで、無敗でリーグ優勝した03-04シーズンを経験している中盤から上の選手は、
セスクとジウベウト シウバ、フラミニだけになってしまった。
急速に世代交代が進んだ結果だ。

おそらく中盤から上のベスト布陣は、右からフレブ、セスク、ジウベウト、ロシツキー、
2トップにファン ペルシーとアデバヨール。

中盤は何気に結構良い布陣だが、放出が相次いでいるにも関わらず補強がないに等しいので層が薄い。
若手が多いが、長いシーズンでコンスタントに上位に付けられるほどの実力を発揮出来るかは未知数だ。

そしてやはりFWが弱い。
ファン ペルシーとアデバヨール2人でアンリ1人分だろう。
40億円で獲得したと言われるエドゥアルドは2年連続クロアチアリーグ得点王だそうだが、
この試合では出て来ず。
救世主となるか。

加えてアーセナルは完全に崩しきってからシュートを撃つので、
今の中盤の選手に得点の可能性があまり感じられない。
その意味でロシツキーのミドルシュートがひとつ鍵を握るかも知れない。

試合は新加入の選手二人が先発するなど、ややテストに重心が傾いた布陣だった。
それでも、私が危惧したほどにはアーセナル的パスサッカーの匂いが薄れておらず、少し安心。
もちろんまだまだではあるが。

前から思っていたが、最近のアーセナルはパスサッカーのイメージが強いが、
実際にピッチ上でプレーしている選手は、守備的MFのジウベウトと完全なパサーのセスクを除くと
意外にドリブラーが多くて、純粋なパサーはあまりいない。

上に挙げたメンバーで言うと、フレブ、ロシツキー、ファン ペルシー。
過去にさかのぼってみても、アンリしかり、レジェスしかり、ピレスしかり。
ベルカンプは分類しにくいな。

パスサッカーをやるにはハイレベルなドリブラーを集めろ、という逆説だろうか。

Out of fuel [ 日本代表 ]

アジアカップ2007決勝 日本対韓国をTV朝日で観戦。

世間的にはパスを回すだけでシュートに行けないサッカーと評されているが、
1次リーグまでだったらそうではないと私は思っている。

それは1次リーグの対戦相手が弱かったからではなく、
じっくりボールを回す間に選手が動き、相手の穴を見つける時と、
仕掛ける時のスピードのシフトアップや、チャレンジが
(頻度は少ないにせよ)出来ていたからである。

肝心のオーストラリア戦でそれが出て来なかったから、私は怒り心頭に発したのだ。
ではそれは何故か。
先日の記事では半ば願望を込めて疲労ではないか、と書いた。

そこでこの後藤のコラム。
【後藤健生コラム】vol.55 2バックで戦ったアジアカップ

アジアカップはワールドカップに向けての準備の場だった。
試合前のウォームアップのときも負荷のかかるトレーニングが行なわれた。大会を勝つためのトレーニングではなかったのだ。
こんなことを書いているのは私の知る限り後藤だけ。
だが私には、この後藤の言っていることがものすごく腑に落ちる。

もちろん、その上で結果を残せれば最高だったろう。
いつも通り、オリンピック開催年にアジアカップが行われていれば、あるいはそうなったかも知れない。

方向性は大切にね! [ FC東京 ]

FC東京とFCソウルのミッドシーズン(?)マッチは0-0。
帰ってから録画で観た。

なんつーか、見せ場のない試合だ。
現地ではそれなりに盛り上がったんだろうか。

休み明けにしては悪くないという見方もあるかも知れないが、
結局何も変わっとらんな、という思いが強い。
おそらく残りの中断期間内にも戦術面で顕著な変化は現れないだろう。

今のサッカーを観ると、サイドというイメージしか読み取れない。
しかもサイドからどうやって崩すか、という具体的なイメージはなく、
とりあえずサイドという漠然としたものだ。
以前はあった、前から積極的な守備、奪ってから速く、というイメージもだいぶ薄れてしまった。

私は、現在の目指す方向性すら明確でない(少なくともピッチ上の現象を観る限りは)状況は、
東京のサッカーの質的向上という意味において、昨シーズンと比べてもかなり悪い状況だと思っている。
昨シーズンは結果的には失敗だったが、方向性だけは明確だったからである。

しかも改善の見込みがない。
このままシーズンを終了したら、誰かが何らかの形で責任を取るべきだろう。

シフトアップ [ 日本代表 ]

アジアカップ2007準決勝 日本対サウジアラビアは2-3で敗戦。
今日はTV朝日で。

ジーコ監督時代の日本代表を4年間も観続けてきて
すっかり観る目が冷笑的になってしまったのだろうか、
彼らの戦いぶりが自作自演、マッチポンプにしか見えない。

セルジオ越後も何度も言っていた。
リードされないと攻めの姿勢を見せない、最初から攻めの姿勢を見せろと。
全く同感である。

リードされて初めて前へ攻めの姿勢を出して同点に追いつく、というのを繰り返されると
出来るなら最初からやれと思う。
なんだか降格が目前にちらちらしてきて、急にがんばり出すチームを連想してしまう。

だがオシムがハーフタイムに、もっとスピードを上げろと指示を出したにも関わらず
それが出来なかったということは、考えられるのは疲労しかない。
リードという目に見える形で追い込まれるまでシフトアップが出来ないほど疲れていたのだ。
グループリーグではある程度出来ていたわけだから。
日程がかなり有利だっただけに残念でならない。

個人技の連続 [ 年代別代表 ]

フジTVで昨夜放送していたU20W杯の決勝アルゼンチン対チェコの一戦。

まずあのチェコが決勝に進出したのが驚き。
決勝でもなんてことのないサッカーをしていた。
それだけに、決勝にまで来たことが凄いとも言える。

日本のU20代表の個人技も相当高かったと思うが、アルゼンチンはもっと高い。
ボールテクニックの高さに加え、それを生かす個人戦術、
相手の寄せに対する体の入れ方とか、ボールの置き方、
ステップの踏み方、緩急のつけ方などがうまい。
この世代でこれほどうまいのかとビックリするぐらいだ。

しかし確かにうまいのだが、個人技の”単なる”連続という印象だ。
昨日の記事で書いたサウジみたいに周りが動いていないわけではない。
それなりに動いているのに単独感が強いのは、ひとりひとりがボールを持つ時間が長いからだろう。

そのせいもあるのか、ひとりで相手を何人も抜き去るプレーはあっても、
観ているこちらの意表をつくプレーはない。

だからいくら個人技に優れていても、ドリブルも織り交ぜつつ
少ないタッチ数でボールを速く回すU20日本代表のサッカーの方が良いと思うのは
ひいき目ばかりではあるまい。

それだけに、私も相当上まで行くと予想したU20日本代表が、
トーナメント早々に敗退したのは残念だった。
私の予想がなかなか当たらないことにも。


追記
 そう言えば、アルゼンチンがチェコに返すプレゼントボールは、
 全てナイスタッチキックだった。
 さすがはアルゼンチン。

最強の敵 [ 日本代表 ]

アジアカップ2007の準々決勝残りの2試合をNHK-BSで。

長いボールでリスク回避に終止したイラン対韓国は凡戦。
他の人はどうか知らないが私には何も書くことがない。

おもしろかったのはサウジアラビア対ウズベキスタン。
2トップ+2程度の必要最少人数で個人技と身体能力を生かした高速アタックを仕掛けるサウジアラビアと、
ペナルティエリア内に3人、ボールのあるサイドに2人、逆サイドに1人、ペナルティエリア手前に1人
といった具合に、人数をかけてグループでDFを崩すイメージを持ったウズベキスタン。
互いの特徴が良く出た好ゲームとなった。

ウズベクは目指す方向性が日本と似ていて好感を持ったが、
開始直後と終盤でのサウジの高速アタックに沈んだ。
サウジは強い。
オーストラリアなんぞより遥かに強い。

解説の木村も言っていたが、2トップと攻撃的MF2人はどいつも要注意。
2トップの20番と9番を捕まえるのはもちろん、
2点目のように2列目からものすごいスピードで飛び出すのを捕まえられなかったら日本は負ける。

しかもみんな揃ってボールテクニックがある上に身体能力が高いので、
スピードに乗らせたら手が付けられない。
サイドをスピードで突破されてガーっとDFラインを下げさせられて
中のマークがずれる、またはバイタルが空く、
なんてのは容易に想像出来るシチュエーションだ。

特に驚いたのが9番。
スピードは言うに及ばず、ジャンプ力が半端ではない。
身長167cmにも関わらず、CKで180cm台のウズベクDFより頭ひとつ抜け出て
強烈なヘディングシュートを見舞っていた。
ウズベクのDFがあ然としていたのが笑えたが、これを準決勝でやられたら笑ってなどいられない。

スピードに乗っていない状態なら、ボールホルダー以外は立って見ているような状態。
顔を出したり味方のためにスペースを作る動きとかはあまり意識されていない。
その時ボールを持った選手が単独で勝負を挑んでいる感じなので、日本とは対極にあるスタイルだ。
そういう場合は怖さ半減と言ったところだが、
たまに思いがけないタイミングやコースにボールが出たりするので油断は出来ない。

そしてミドルシュート注意。
前々回のレバノン大会決勝でもそうだったが、ものすごいところからものすごいのを撃ってくる。
シュートレンジがアジアレベルではない。

日本はウズベク(あるいはグループリーグでの日本)のようにダイナミックに攻撃を仕掛けるべし。
準々決勝での日本はパスとドリブルの使い分けや、緩と急、
ボールホルダー以外の選手の動き、これらの振れ幅が小さいので相手DFの裏をかけない。
DFの見ている目の前でいくらこちゃこちゃやったって怖くないんだから。

それと、これも中継で述べられていたがファーを狙うべし。
ひと山越した裏にはマークが付かないのと、GKがその辺の判断がどうも苦手らしくかぶることがある。

サウジの攻撃陣は協力である。
失点の確率は準々決勝と比較して何倍にもアップする。
優勝までの最大の難関になるだろう。

怒り心頭 [ 日本代表 ]

アジアカップ2007準々決勝日本対オーストラリアをNHK-BSで観戦。
このチームになって初めて怒りを覚えた。

瀕死の、一人少ないオーストラリアに、タイより決定的チャンスが少ないってどういうことだ。
タイは前半20分過ぎに先制して引きこもるオーストラリアに対して何度も
決定的チャンスを作ったんだぞ。

野地アナウンサーはNHKではあるが、やはりマスコミの人間だ。
延長を含めた120分の戦いを終えたスコアは1-1の引き分けである。
ワールドカップのリベンジなど果たしてはいない。

とにかく全てが遅い。
ランのスピードが遅い、仕掛けのタイミングが遅い、パススピードが遅い、
ボールを奪った後の展開が遅い、サイドチェンジが遅い、選手交代が遅い。

加えて、サイドからの切り込みがない、攻撃時のペースアップがない、
何よりチャレンジが少ない。

120分間ずるずるずるずるのんべんだらりと戦って、
完全に勝てた相手に運任せのPK戦に持ち込む必要はどこにもない。

準決勝のことを考えたら、無駄に延長戦を戦ったり
PK戦で精神的な疲労を溜めることは避けたかったはずだ。
日本代表は自分で自分の首を絞めているのである。

ここへ来て、日本代表は
何のチャレンジもなく省エネサッカーで結果だけはもぎ取る
ジーコ監督時代の糞サッカーに堕した。



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