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個人技の連続 [ 年代別代表 ]

フジTVで昨夜放送していたU20W杯の決勝アルゼンチン対チェコの一戦。

まずあのチェコが決勝に進出したのが驚き。
決勝でもなんてことのないサッカーをしていた。
それだけに、決勝にまで来たことが凄いとも言える。

日本のU20代表の個人技も相当高かったと思うが、アルゼンチンはもっと高い。
ボールテクニックの高さに加え、それを生かす個人戦術、
相手の寄せに対する体の入れ方とか、ボールの置き方、
ステップの踏み方、緩急のつけ方などがうまい。
この世代でこれほどうまいのかとビックリするぐらいだ。

しかし確かにうまいのだが、個人技の”単なる”連続という印象だ。
昨日の記事で書いたサウジみたいに周りが動いていないわけではない。
それなりに動いているのに単独感が強いのは、ひとりひとりがボールを持つ時間が長いからだろう。

そのせいもあるのか、ひとりで相手を何人も抜き去るプレーはあっても、
観ているこちらの意表をつくプレーはない。

だからいくら個人技に優れていても、ドリブルも織り交ぜつつ
少ないタッチ数でボールを速く回すU20日本代表のサッカーの方が良いと思うのは
ひいき目ばかりではあるまい。

それだけに、私も相当上まで行くと予想したU20日本代表が、
トーナメント早々に敗退したのは残念だった。
私の予想がなかなか当たらないことにも。


追記
 そう言えば、アルゼンチンがチェコに返すプレゼントボールは、
 全てナイスタッチキックだった。
 さすがはアルゼンチン。

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