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アジア枠 [ 日本代表 ]

今回のブラジルワールドカップでアジア勢が1勝もできずにグループリーグ敗退したことで、
今後のワールドカップにおけるアジア枠の減少が危惧されている。

個人的には、客観的に見ればアジアの出場枠は1あるかないかじゃないかと思っている。
すなわち、0.5もしくは1。
北中米カリブ海、アフリカあるいは南米とプレーオフで勝ってようやく出場権を手にできるか、
アジア全体でようやっと1枠程度。
もっと言えば、オセアニアとセットで出場枠0.5もしくは1くらいなもの。

ただ、アジアへのサッカー普及というFIFAの思惑や、本当に1つしか枠がなかったら
日本代表が出場できないと思うので若干の希望込みで考えるなら、
現実的な線は3~3.5といったところか。
いずれにせよ現在の4.5は明らかに多過ぎる。

ちなみに今大会の予選アジア5位のヨルダンと南米5位のウルグアイが戦った大陸間プレーオフでは、
ホーム&アウェイ2戦の合計スコアが0-5でウルグアイの圧勝である。
もちろん計43チームが参加したアジアに対して16チームの南米ではその母数に大きな開きがあるので
同じ5位でもその意味合いが違うわけだが、それでもアジア5位と南米5位では
力量に明白な差があることがわかるだろう。

アジア勢の本大会における成績を決勝トーナメント進出を閾値として出場国が32になったフランス大会以降で見てみる。
()内はアジア勢の最高成績。

1998 フランス大会  出場4 進出0 計1勝2分9敗(グループリーグ敗退)
2002 日韓大会    出場4 進出2 計6勝2分9敗(3位)
2006 ドイツ大会   出場4 進出0 計1勝4分7敗(グループリーグ敗退)
2010 南アフリカ大会 出場4 進出2 計4勝2分8敗(決勝トーナメント1回戦敗退)
2014 ブラジル大会  出場4 進出0 計0勝3分9敗(グループリーグ敗退)

日韓大会は出場4ヶ国の内2ヶ国が開催国であり、色々とブーストがかかった状態なので
実力を測るにはふさわしくない大会だ。
それを除けばやはりひどい有様で、他国の狩場となってしまっている。

南アフリカ大会は日本と韓国がグループリーグを突破して決勝トーナメント進出を果たした。
たまにこういう番狂わせが起きるのもスポーツの醍醐味なので、そういう要素を付加する意味でも
ある程度アジア枠は必要だとは思う。
しかしやはり現在の4.5枠では大会全体のレベルを落としてしまっている。

というわけでアジア枠は3~3.5で、アジア予選の方式はフランス大会のあれがいいんじゃないだろうか。
すなわち最終予選2グループで各上位1チームが出場決定、2位同士が第3代表決定戦に回るあれ。
アジアから削った1枠は日韓共催の煽りを受けて減らされてしまったヨーロッパに戻すってことで。

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