ドリブル嫌いは誰だ [ 日本代表 ]
サポティスタで紹介されていたこのコラム
「課題の解消は簡単ではない」
この人、一応ジャーナリストらしいが寡聞にして私は知らない。
だが、どこでどう間違って「オシムさんはドリブルが嫌いかも知れない」と思い込んでしまったのだろうか。
あとひとりドリブルで抜けばシュートが撃てる、あとひとりドリブルで抜けばクロスを上げられる、
そういう場面で勝負を回避することはオシム的考え方ではない。
もちろんオシムがその通りのことを言っていたわけではないが。
ピッチ上では表現されてはいない。
加地や駒野はサイドでひとり抜けばという場面で勝負に行くことはまれだった。
だがそれは、オシム監督の考えが反映された状態ではない。
ピッチ上で表現されていないからイコールそれがオシム的考え方だというのは短絡である。
それを言うなら、さんざん練習している人数をかけたワンタッチでの素早いパス回しも表現出来ていない。
ドリブルで勝負に行かないのは、パスをつなぐことに固執して
ボールを大事にし過ぎた選手の判断ミスである。
批判は大事だが、明らかに的外れな批判はやめて欲しいものだ。
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