Out of fuel [ 日本代表 ]
アジアカップ2007決勝 日本対韓国をTV朝日で観戦。
世間的にはパスを回すだけでシュートに行けないサッカーと評されているが、
1次リーグまでだったらそうではないと私は思っている。
それは1次リーグの対戦相手が弱かったからではなく、
じっくりボールを回す間に選手が動き、相手の穴を見つける時と、
仕掛ける時のスピードのシフトアップや、チャレンジが
(頻度は少ないにせよ)出来ていたからである。
肝心のオーストラリア戦でそれが出て来なかったから、私は怒り心頭に発したのだ。
ではそれは何故か。
先日の記事では半ば願望を込めて疲労ではないか、と書いた。
そこでこの後藤のコラム。
【後藤健生コラム】vol.55 2バックで戦ったアジアカップ
アジアカップはワールドカップに向けての準備の場だった。こんなことを書いているのは私の知る限り後藤だけ。
試合前のウォームアップのときも負荷のかかるトレーニングが行なわれた。大会を勝つためのトレーニングではなかったのだ。
だが私には、この後藤の言っていることがものすごく腑に落ちる。
もちろん、その上で結果を残せれば最高だったろう。
いつも通り、オリンピック開催年にアジアカップが行われていれば、あるいはそうなったかも知れない。
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