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蹴唯雑音 忍者ブログ

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がんばれ大宮 [ Jリーグ ]

見違えるような大宮サッカー場。
ホントに面影ないぞ。
それもそのはず、メーンスタンドの基盤意外は全部作り直したとのこと。

いいね。
座席数増えて15,300ていうのは少ないけど、まぁ仕方ない。

でもこのスタジアム、観られるJ1のサポーターは数少ない。
11/11のこけら落とし第31節大分戦以降、
12/1の第34節川崎戦のみ。

大宮は現在16位。
そのまま行って入れ替え戦で敗退したら少なくとも1年間はおあずけである。
残り5試合で降格圏内から脱出出来るか。

対戦相手は上述の大分、川崎以外に、30節横浜、32節甲府、33節東京。
来シーズン生まれ変わった大宮サッカー場で観戦したかったら、33節は大宮を応援すべし。
そんなわけないか。

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立ち位置 [ Jリーグ ]

サポティスタで取り上げられていた、TBSの自画自賛(笑)ページ
プロデューサーとチーフディレクターが馬鹿丸出しの対談をしている。
曰く、

安江:バレーボールはほかのスポーツとはちょっと違う。観客の7割、8割が女性という事も理由としてあるんだろうけど・・・。自然発生的な地鳴りのような歓声にはなかなか会場がたどり着かない。だからちょっとだけ背中を最初に押してあげる。日本のバレーボール会場では常に競技以外のプラスアルファが供給されてきたから、それが現場にないと逆に観客にも違和感がある。照明落として、ライティング演出を会場に施して、歌を大音量でコンサートと同じだけ出して、短時間でボルテージが上がる環境を作ってあげる。そういう意味では「歌」というのは非常に短時間で、観客の心を一つにするのにはすごく重要なファクターだよね。 OAが始まったときにはボルテージは最高潮に達していてほしいからね。

古山:あれで、会場の空気ができる。
ハハハ。。。
この人達は、こんなうわ言のようなことを正気で言っているのだろうか?

観客の7割、8割が女性なのは何故だ?
背中を押してやらないと自然発生的に地鳴りのような歓声になかなか会場がたどり着かないのはどうしてだ?
照明落として、ライティング演出を会場に施して、
歌を大音量でコンサートと同じだけ出さないと短時間でボルテージが上がらない理由は?

答えは明白。
観客の大半が前座で出演するアイドルを見に来ているからに決まっている。

彼らの言っていることは全くの本末転倒なのだ。
応援が盛り上がらないのはアイドルの前座出演というイベントがなければ会場に来ない
ライト層が多数を占めているからであり、
そしてお目当てのアイドルが出て来ればヒートアップするのは当たり前である。

その陰で本当に日本代表の勝利を願い、日本バレーボールの将来を憂えているファンが
苦々しい思いをしていることには、想像もできないに違いない。

俺の演出でバレーボールが盛り上がっているという勘違いを土台にした慢心、
現状を的確に把握出来ない見識のなさと想像力の欠如。
これが民放のスポーツ中継の現場である。

さて、バレーボールはファンとも呼べないようなライト層に著しく偏っているが、
サッカーにおいても、コアなサポーターとライトなファンをバランス良く集めることは
永遠の課題と言っていいだろう。

コアなサポーターが白熱の応援を繰り広げないと試合が盛り上がらないし、
ライトなファンが足を運んでくれないと観客増につながらない。

しかも、コア層とライト層は互いに互いに対して不満を持ちやすい。
例えば、コア層には俺たちが先頭に立ってチームを応援しているという強烈な自負があるために、
それがライト層には大きな顔をしてるという風に見えるし、
コア層からすればライト層はろくに応援もしないで偉そうなこと言いやがってというような反感になる。

それぞれの考え方の違いが行動となって現れているので、
たまに接触すると摩擦が起きるのはある意味当然と言える。

クラブとしてはどちらも大切で、どちらも切り捨てることは出来ない。
どちらかを優遇するともう一方はスタジアムから離れてしまい、
どちらに偏ってもクラブに未来はない。
と頭ではわかっていても、うっとおしく思ってしまうことがあるんだよなぁ。

フリエ森以来 [ Jリーグ ]

注目していた茂原の処分は私の予想よりえらく重いものになった。
7試合の出場停止処分
しかも罰金40万を自己負担
あの横浜フリューゲルスのGK森に次いで重い処分だそうだ。

しかしつば吐きというと思い出す人がいるよな。
しかもボールに吐いた人が。
あの時は
 2枚目の警告=退場+出場停止1試合
以上の処分が下った記憶はないがどうだったかな。

あの時は当時チェアマンだった川渕が激怒していたから、
ジーコだけに手心を加えたというようなことはなかったと思う。
こうした行為に対しての基準が厳しくなってきたということだろうか。

罰則の強化よりも審判技術の向上
(というより技術の高い人の登用だと私は思う)が優先だと思うけど。

矛先 [ Jリーグ ]

日本サッカー協会がデンマークから招聘した国際審判員が来日
デンマークから呼ぶのならフリスク呼べよ、と思って確認してみたら彼はスウェーデンだった。

彼は今何をやってるんだろうか。
2年前に引退した当時42才だったから、今年44才。
国際審判員の定年45才まであと1年というところだ。
モットラムは国際審判員を退いた後に日本で活躍したので、年齢は問題ない。

まぁ安全ですよ、日本なら。
こんなこともなければ、こんなことも絶対にない。
せいぜいスタジアムで罵声を浴びるくらいだ。
日本語で何を言われてもわからないだろうし。
レフェリー後進国の日本に伝道に来て欲しいと本気で思う。

ただ、私は日本のレフェリングのレベルの低さを憂えてはいるが、
レフェリーへのブーイングは好きではないし、レフェリーを侮辱するようなコールもしない。

理由は二つある。
ひとつには、いたずらに選手のレフェリーへのいら立ちを煽ってもいいことはないということ、
もうひとつは、レフェリー本人を責めてもしょうがない、というある種の諦観である。

サッカーのレフェリングには、高度な能力が必要だ。
1試合分の体力は言うに及ばず、
目にした現象をルールに照らして素早く正確に判断する判断力、
エキサイトする選手や観客のただ中であっても冷静さを保つメンタル、
激しいプレーの中でファウルか否か、シミュレーションか否かを的確に見分ける動体視力。

これらの能力に欠けるレフェリーがプロのリーグで笛を吹いて批判を浴びるのは、
むしろ本人がかわいそうだとさえ思う。
そうした舞台に登用するのは100%Jリーグの責任だからである。
有り余るタレントを擁していながら結果も内容もダメダメな場合、
能力に欠ける監督を登用したフロントの責任なのと同じだ。

だから私は、眼前で示される不正確なジャッジに対して、
怒りに任せて単純に声を上げることをよしとしない。
本当にひどかったらJリーグに抗議すべし。
ミスジャッジにいちいち激昂するのは大人気ない。

サッカーは戦争にあらず [ Jリーグ ]

先日の記事人にやさしくに関連して。
2002worldサポーター通信:クラマー氏の言葉から引用。

(前略)
あなたたち自身が、あなたたちのチームを応援するのは、あなたたちだけに与えられた権利です。けれど同時に、ほかの人たちも、ほかのチームを同じようにサポートしているということも認めなければいけません。サッカーは戦争ではないのですから
サポーターレベルならまだしも、クラブレベルでわかっていないところがあるからな。
クラマー氏の言葉を胸に刻め。

サンフレッチェ松田のロングシュート [ Jリーグ ]

SUPER SOCCERでやっていた、Jリーグ15周年企画。
その中で当時の私が衝撃を受けたプレーが出て来たので紹介。

Jリーグ初年度、サンフレッチェ広島対ヴェルディ川崎戦で飛び出した、
サンフレッチェ松田の35mロングシュートである。


サンフレッチェ松田のロングシュート

私はまだサッカーを見始めの頃で、このキャノンシュートに度肝を抜かれて
サッカー経験者の友人に「あのシュート凄いね」と話題にしたところ、
その友人が「あんなのはW杯でもなかなか見られない」と力説していたのを鮮明に覚えている。
Jリーグの黎明期にも、こんな凄いロングレンジのシューターがいたのだ。

このシュートは、私の中で日本人のロングシュートNo.1であり続けるだろう。


追記
 ダビングに失敗して、前の部分が少し欠けてしまったのが残念。
 誰かもっといい映像をUPしてくれると助かるんだが。

川崎のSPC [ Jリーグ ]

J1第7節 浦和対川崎戦、前半34分で川崎が見せた見事なショートパスカウンター。

川崎のショートパスカウンター

中村-->我那覇-->マギヌン-->中村-->ジュニーニョ-->中村-->我那覇
前の3人が1回ずつ触って中村に戻し、最後は中村から我那覇、
トラップに少しもたつくも可能性のあるシュートで終えている。

これを見ると中村が攻撃のコンダクターであること、
むやみにボールを前に運ぼうとするのではなく、的確なタメを入れていること、
選手も直線的にゴールへ向かわず、パスコースを意識しながらの動いていることがわかる。
それからこれは狙ってというよりは自然に出来ているという感じだが、
ジュニーニョが下がったスペースへ我那覇が駆け上がり、その空いたスペースを中村が利用している。

先日はローマのショートパスカウンターを取り上げたが、国内にも素晴らしい手本はあるということだ。

棲んでいる何か [ Jリーグ ]

土曜日味スタから速攻で帰って来て、TVで浦和対横浜FCを観戦した。
この試合、試合終了間際に永井が決勝点を入れて、結果的に浦和が順当な勝利をあげてしまった。

貴重な勝点2を失わせる機会を逸してしまい、非常にがっかりさせられたわけだが、
1-0浦和のリードで迎えた前半44分に飛び出したあるワンプレーによって観てよかったと思える。
ダイジェストなどで観た人も多いだろう、久保のロングシュートである。
まさにゴラッソと呼ぶにふさわしい、豪快なロングシュート。

ああいうシュートを見せられると、久保は他の日本人FWと感覚が違うんだなぁと実感する。
あそこから打とうと思うか、ふつー。

その感覚は、外国人のものとも違っている気がする。
欧州や南米のシューターは、ロングシュートを打つ時に
自分自身のシュート精度にある程度の確信を持っている。
が、久保の場合はそういう確信を持っているような感じがしない。

久保の中で何だかわからないものがはじけ、次の瞬間にはシュートを打っている。
そんなロジックでは表現出来ないものが久保を突き動かしている。
あくまで私の印象に過ぎないが、そんな気がするのである。

スケールのでかさは感じるものの、結果としてそれほど成功を収めることが出来ていないのは
久保が自身の中に棲んでいる何だかわからないものを飼い慣らせていないからなのかも知れない。



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