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サポティスタで取り上げられていた、TBSの自画自賛(笑)ページ
プロデューサーとチーフディレクターが馬鹿丸出しの対談をしている。
曰く、

安江:バレーボールはほかのスポーツとはちょっと違う。観客の7割、8割が女性という事も理由としてあるんだろうけど・・・。自然発生的な地鳴りのような歓声にはなかなか会場がたどり着かない。だからちょっとだけ背中を最初に押してあげる。日本のバレーボール会場では常に競技以外のプラスアルファが供給されてきたから、それが現場にないと逆に観客にも違和感がある。照明落として、ライティング演出を会場に施して、歌を大音量でコンサートと同じだけ出して、短時間でボルテージが上がる環境を作ってあげる。そういう意味では「歌」というのは非常に短時間で、観客の心を一つにするのにはすごく重要なファクターだよね。 OAが始まったときにはボルテージは最高潮に達していてほしいからね。

古山:あれで、会場の空気ができる。
ハハハ。。。
この人達は、こんなうわ言のようなことを正気で言っているのだろうか?

観客の7割、8割が女性なのは何故だ?
背中を押してやらないと自然発生的に地鳴りのような歓声になかなか会場がたどり着かないのはどうしてだ?
照明落として、ライティング演出を会場に施して、
歌を大音量でコンサートと同じだけ出さないと短時間でボルテージが上がらない理由は?

答えは明白。
観客の大半が前座で出演するアイドルを見に来ているからに決まっている。

彼らの言っていることは全くの本末転倒なのだ。
応援が盛り上がらないのはアイドルの前座出演というイベントがなければ会場に来ない
ライト層が多数を占めているからであり、
そしてお目当てのアイドルが出て来ればヒートアップするのは当たり前である。

その陰で本当に日本代表の勝利を願い、日本バレーボールの将来を憂えているファンが
苦々しい思いをしていることには、想像もできないに違いない。

俺の演出でバレーボールが盛り上がっているという勘違いを土台にした慢心、
現状を的確に把握出来ない見識のなさと想像力の欠如。
これが民放のスポーツ中継の現場である。

さて、バレーボールはファンとも呼べないようなライト層に著しく偏っているが、
サッカーにおいても、コアなサポーターとライトなファンをバランス良く集めることは
永遠の課題と言っていいだろう。

コアなサポーターが白熱の応援を繰り広げないと試合が盛り上がらないし、
ライトなファンが足を運んでくれないと観客増につながらない。

しかも、コア層とライト層は互いに互いに対して不満を持ちやすい。
例えば、コア層には俺たちが先頭に立ってチームを応援しているという強烈な自負があるために、
それがライト層には大きな顔をしてるという風に見えるし、
コア層からすればライト層はろくに応援もしないで偉そうなこと言いやがってというような反感になる。

それぞれの考え方の違いが行動となって現れているので、
たまに接触すると摩擦が起きるのはある意味当然と言える。

クラブとしてはどちらも大切で、どちらも切り捨てることは出来ない。
どちらかを優遇するともう一方はスタジアムから離れてしまい、
どちらに偏ってもクラブに未来はない。
と頭ではわかっていても、うっとおしく思ってしまうことがあるんだよなぁ。
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