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BIGが開く関心 [ Jリーグ ]

少し前のニュースだが、今回はtotoについて。
サッカーくじ人気で芝生化事業を再開

私も始まって2、3年はやっていた。
ギャンブルをやる楽しみもあるし(と言ってもtoto以外にやったことはないが)、
たとえ外れてもそのお金がスポーツ振興に使われるとなれば、スリがいもあるというものだ。
しかし売上が低迷して助成金なんてないも等しいくらいにまで落ち込むと、
バカバカしくてやってられなくなった。

少なくとも私は少しでもスポーツ振興に寄与出来ると思うからこそ、
普段はやらないギャンブルをやっているわけで、
助成金の出せない日本スポーツ振興センターなど、存在価値のない団体だ。

このような状況で私の賭け金は結局どこに行くかと言えば、totoの運営に関わる人の給料である。
薄給のサラリーマンである私が誰かの給料を負担する余裕はないのだ。

売上回復のために様々な種類のサッカーくじが投入されたが、
みなさんは今現在何種類あるかご存知だろうか。
toto、minitoto、totoGOAL3、totoGOAL2、BIG、miniBIGの6種類。
このうちまさに起死回生の大ヒットとなったのが、ご存知BIG。

しかしBIGにはいわゆるトトカルチョ的な楽しみ方はなく、
”予想という要素を完全に排した最高6億円の宝くじ”と同じである。
ジリ貧だったtotoが受け入れられる道は、単に当選番号を決める方法が
Jリーグの勝敗というだけの宝くじだったというのは皮肉と言うか何と言うか。

ただ、BIGを買った人がJリーグの試合を気にするようになるのは間違いない。
単に結果をチェックするだけでなく、スポーツニュースを見るようになる人もいるだろう。
その中からJの試合に興味を持つようになる人も出て来るかも知れない。

そう考えていくと、Jへの関心を開くひとつのきっかけとしてBIGは意外と有効なのかもとも思う。
助成金は一気に昨年の10倍以上だ。
私も久しぶりにtotoを再開しようかと思っている。

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ナビスコの”その次” [ Jリーグ ]

ACLの優勝チームは翌シーズンの大会にシードされて準々決勝かららしいので
ナビスコカップではJリーグで2位だった浦和が1次リーグからの参加に対して
3位のガンバが準々決勝からという逆転現象が起きる。
まぁそれ自体別段悪いことでもないので目くじらを立てることはないが。

パンパシフィックチャンピオンシップチケット販売開始
このニュース自体はあそう、て感じだが、地味ながらこの大会には意義があると思う。

 アジア以外のクラブとタイトルをかけて対戦出来ること。
 ナビスコカップの大会としての重要性が増すこと。

今までナビスコカップには優勝しても”その次”がなかった。
優勝したら上がりだったわけだ(もちろん優勝はそれ自体素晴らしいことに違いない)。

天皇杯優勝チームには、古くはアジアカップウィナーズカップ、
今は統合されたACLの出場権が与えられる。
一部ではACLの出場権はJリーグ準優勝チームに与えられるべきとの意見もあるようだが、
私は伝統ある天皇杯に相応の権威を持たせるためにも、ACLの出場権は与えるべきだと思う。

ちなみに(先日発表された来シーズンのACLではなく)さ来シーズンのACLは、
第88回の優勝チームに出場権を与えるようにルールが改正された。
ルール改正の谷間となる現在開催中の第87回天皇杯の優勝チームには出場権が与えられない。
今回の優勝チームは何と言うか、不運である。

とまぁクラブワールドカップへとつながるACLの出場権は
Jリーグと天皇杯の優勝チームに与えられるので
それより規模は相当劣るがパンパシフィックという国際大会の創設は
ナビスコカップにとって意義のあることだと思う。

A3がヤバいっぽいので尚更。

相変わらずか [ Jリーグ ]

福岡が反則ポイントJ2ワースト
相変わらずですな。

なんか一時期凶悪さがなくなったとかいう話も聞いたが、やはり血は争えないか。
そして凶悪福岡の筆頭だった中払はJ1昇格を決めた京都を戦力外に(星もだが)。

いつまで根に持ってんだと思われる人もいるかも知れんが、
まぁ忘れませんよ私は。

アウェイでの戦い方 [ Jリーグ ]

今日は午後からBS1でサッカー中継3連チャン。
その第二弾、J1・J2入れ替え戦 第2戦 広島対京都は0-0に終わり、京都がJ1昇格を決めた。

大方の予想通り、広島が攻め、京都が守る展開。
広島の執拗にサイドを使った攻撃を京都が跳ね返し続けるという印象の試合だった。

なんとなく広島の戦いぶりをみていて、東京に似ているな、と思った。
速攻を生かせなかった時は京都の守備ブロックの周りをボール回しして、
むりくりサイドをこじ開けようとするところが。
縦のポジションチェンジは東京より若干多いけど。

この試合ではうまいことスペースを消されてたのかどうか、
佐藤が序盤の駒野からのピンポイントクロス以外はほとんど目立たなかった。
ウェズレイも途中交代してたように調子の良さは感じられなかったし。

リーグ戦で16位だったのも、入れ替え戦で1点止まりだったのも、
2トップの不調が大きく響いた結果となった。

広島は、第1戦の京都ホームの試合でもっと攻撃的に行くべきだったかも知れない。
最近のUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントを観ていると、
アウェイのチームが攻撃的に出て来ることが意外にある。

アウェイゴールの方が重みがあるのでアウェイのチームはアウェイゴールが欲しいし、
逆にホームチームは相手にゴールを許すのが怖い。
従ってアウェイチームが攻めてホームチームが守るという逆転現象が起きる。
この現象はしかし、ルールの特性を考えると当然の帰結だとも言える。

これはUCL全体の傾向というまでには至っていないが、
ホームチームが攻めてアウェイチームが守るというひと昔前の図式は、
確実にその割合を減らしている。

この試合の後半半ば以降のように、サイドからクロス、中央で京都DFが跳ね返す、
というような型に完全にはまってしまったら今の攻撃陣の調子では得点は難しいのだから、
その前の段階のどこかで攻勢をかけて得点したかった。

いずれにせよ広島は再び降格を喫してしまった。
優秀な選手をコンスタントに輩出するユース上がりの期待の若手がJ2で戦うにせよ、
あるいは他のチームに引き抜かれるにせよ、眼前には悲しい現実が待っている。


追記
 広島 久保允誉社長のコメント
 サポティスタで紹介されていたので見に行ったが、なんだこれ。 

非常に残念な結果になりました。私自身皆さんご承知のとおり家電業界は激烈な競争をしており、私は親会社でその真っ只中におります。そんな中で今年広島はトップが不在でした。連敗のときにどこまで手が打てたかと反省しています。
 社長が親会社の経営状況を降格の言い訳にする。
 そんなに”本業”が忙しいなら”副業”で社長なんぞやるなって話だし、
 たとえそうであってもそれを言い訳にすんなプロなら。
 まったくひどい話だ。
 これじゃあ選手もスタッフもサポーターも浮かばれない。

二重の驚き [ Jリーグ ]

J1・J2入れ替え戦 第1戦 京都対広島は2-1で京都が先勝。
BS1で観戦。

1部16位と2部3位の実力差は少なからずある。
だから京都が前半のうちに2点のリードを得るというのは完全に予想外の展開だった。

この予想外の2点を取ったのが、あの田原。
久々に聞くこの名前。
2001年のワールドユースで西村監督の実戦していた
1トップ2シャドーの1トップを張っていた選手。

185cmの恵まれた体格で当時は大器として期待が持たれていたが、
本人は根っからの練習嫌いだそうで、ユース年代を卒業して以降は
目立った活躍は出来ずにここまで来たというのが印象だ。

この辺り、私の中では平山とキャラがかぶる。
平山も192cmの日本人離れした身長、高校年代で注目を浴び、
ワールドユースに出場(大学在学中に海外移籍したのは田原と違うが)、
そして、サッカーに対するテンションの低さも共通している。

私自身は体の小さい野球少年だったので全く実感がないのだが
体が大きいサッカー少年は、たいして練習しなくてもそれだけで戦えてしまうそうで、
いきおい練習嫌いになってしまうパターンが多いという。
田原も平山も、それでもユース年代の代表になり、プロになれるのだから
うらやましいほどの才能があるわけだ。

まぁそんなわけで京都がリードを奪ったことと得点があの田原だったことで
言ってみれば二重の驚きだった第1戦。
第2戦ではどんな驚きの展開があるのか。

いいのか本当に [ Jリーグ ]

今日はヴェルディの話題

クラブの呼称から1969を外すということだが、どうしてだかまるでわからない。
ニッカンにも、スポニチにも、サンスポにも、デイリーにも、報知にも、
朝日にも、読売にも、どこにも書いてない。
それどころか、オフィシャルサイトでは呼称変更に触れてすらいない。
どういうこっちゃ。

呼称に1969を付けた理由はわかる。
シャルケ04などを真似て、Jリーグが始まるはるか以前からクラブがあったことを誇示したいのだろう。
だが外す理由は?
まぁ別にどんな理由だっていいけど、なんで開示されないのかが不思議だ。
サポーターはそれでいいんかね。

監督が柱谷哲二に交代。
これも本当にいいんかね。

柱谷と言えば、2002シーズンにJ1昇格後二年目の札幌を率い、
7戦して1勝0分6敗という無惨な成績で途中解任。
解任直前の頃には完全にテンパっていて、何時間も給水なしでぶっ続けの練習をして
いつの時代のスパルタ体育教師だオマエは、と失笑を買うなど、
就任前からの予想があまりにも的中し過ぎる完全にネタ監督だった。

あれから5年経っているとは言え、札幌以来監督経験はなし。
こんな監督でいいのか本当に。
まぁ対戦相手としてはおもしろいからいいけど。

だからサッカーはおもしろい [ Jリーグ ]

Jリーグ第34節 NHKで横浜FC対浦和を観戦。
おもしろい試合だった。

戦前は、このまま浦和優勝というのも流れ的におもしろくないし、
さりとてはっきり言って嫌いな鹿島に優勝をされるのも嫌だ。
だからベストなパターンは、浦和も鹿島も負けて、
最下位のチームに負けたのに浦和優勝が決まる、という皮肉な結果だといいなと思っていた。

しかし、それよりもこの試合はおもしろかった。
試合を盛り上げたのは何と言っても横浜FCの頑張り。
前日のスポニチのやる気なし報道が虚報だったと確信する奮闘ぶりだった。

試合開始直後からシュート撃つ撃つ。
どっからでもどの距離でも撃つ撃つ。
カズもカタタウも山口素も撃つ撃つ。

そう、全てはシュートのために。

横浜FCは今の状況でよくここまでモチベーションを引き上げたと思う。
守っては危ない場面もあるものの、最後まで集中を切らさず体を張って守りきり、
攻撃に移っては人数をかけて必ずシュートまで持ち込む。

そんな横浜FCの勢いに押される浦和はプレッシャーから来るのか動きが固い。
個力は当然上回っているが、疲労と固さでチームとしても個人としても歯車がうまく回らない。
こんな時に頼りになるのが闘莉王だろうが、出場停止。
彼の出場停止が優勝を左右したかも知れない。

横浜FCの監督が交代してから取り組んできたというパスサッカーが
疲労の極地の浦和相手には奏効した。
本調子の浦和であればプレッシングの餌食になっただろうが、
あの状態の対浦和としては見事にマッチした戦術になった。

そしてアクセントになっていたのがカタタウ。
こんな良い選手だったっけか。
やや持ち過ぎな場面もあったが、彼のドリブル突破はかなり効いていた。

そしてもちろん、言及する必要もないほどのカズ。
実は全盛期のヴェルディ(要はムカつくチームということだ)の印象が強くて
私は彼のことを個人的にはそれほど好きでないが、いやこの試合ではすごかった。
脱帽である。

それにしても横浜FCが浦和を破るとは誰が予想しただろうか。
だからサッカーはおもしろい。

ほしてんじゃねーよ [ Jリーグ ]

横浜FW鈴木が戦力外、J数クラブが打診

鈴木は今季開幕前、横浜FCに移籍した久保の後釜としてレッドスターから加入。だが、ゴール近くで得点源としての働きを期待するチーム側と、豊富な運動量で前線をかき回す動きが持ち味の本人との間でギャップが生じ、出場機会を失った。
アホか。
この記事が本当だとしたら、横浜のフロントは大馬鹿者である。
東京で言うなら、茂庭にサイドからの突破、石川に中央でボールを散らせと言ってるようなものだぞ。
使いどころを間違ったらどんな良い選手だって活躍は出来ない。
まったく、ほしてねーでさっさと移籍させてやれよ、バカフロントが。

そしてこの後に続く一文が鈴木らしいエピソードだ。
それでも腐らず、まじめな練習姿勢を貫いており、J数クラブからすでに獲得の打診があるもよう。
世間には「師匠」などと揶揄するニックネームをつけて鈴木を嘲笑する輩もいるようだが、
どんな境遇でも常に真摯に取り組み、全力を尽くす鈴木の姿に私は感動を覚える。
早く移籍先を見つけて元気な姿を見せて欲しい。



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