忍者ブログ[PR]
蹴唯雑音 忍者ブログ

[PR] [ ]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

だからサッカーはおもしろい [ Jリーグ ]

Jリーグ第34節 NHKで横浜FC対浦和を観戦。
おもしろい試合だった。

戦前は、このまま浦和優勝というのも流れ的におもしろくないし、
さりとてはっきり言って嫌いな鹿島に優勝をされるのも嫌だ。
だからベストなパターンは、浦和も鹿島も負けて、
最下位のチームに負けたのに浦和優勝が決まる、という皮肉な結果だといいなと思っていた。

しかし、それよりもこの試合はおもしろかった。
試合を盛り上げたのは何と言っても横浜FCの頑張り。
前日のスポニチのやる気なし報道が虚報だったと確信する奮闘ぶりだった。

試合開始直後からシュート撃つ撃つ。
どっからでもどの距離でも撃つ撃つ。
カズもカタタウも山口素も撃つ撃つ。

そう、全てはシュートのために。

横浜FCは今の状況でよくここまでモチベーションを引き上げたと思う。
守っては危ない場面もあるものの、最後まで集中を切らさず体を張って守りきり、
攻撃に移っては人数をかけて必ずシュートまで持ち込む。

そんな横浜FCの勢いに押される浦和はプレッシャーから来るのか動きが固い。
個力は当然上回っているが、疲労と固さでチームとしても個人としても歯車がうまく回らない。
こんな時に頼りになるのが闘莉王だろうが、出場停止。
彼の出場停止が優勝を左右したかも知れない。

横浜FCの監督が交代してから取り組んできたというパスサッカーが
疲労の極地の浦和相手には奏効した。
本調子の浦和であればプレッシングの餌食になっただろうが、
あの状態の対浦和としては見事にマッチした戦術になった。

そしてアクセントになっていたのがカタタウ。
こんな良い選手だったっけか。
やや持ち過ぎな場面もあったが、彼のドリブル突破はかなり効いていた。

そしてもちろん、言及する必要もないほどのカズ。
実は全盛期のヴェルディ(要はムカつくチームということだ)の印象が強くて
私は彼のことを個人的にはそれほど好きでないが、いやこの試合ではすごかった。
脱帽である。

それにしても横浜FCが浦和を破るとは誰が予想しただろうか。
だからサッカーはおもしろい。

PR



●Thanks Comments

●この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
E-mail
URL
コメント
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード ※投稿者編集用
非公開? ※チェックすると管理人にしか見えません

●この記事へのトラックバック

TrackbackURL:
ルックアップにはボールテクニック | MAIN |