ドルトのラストミニッツ [ その他サッカー ]
カッコいいなぁ。
最後の数分間だけ異常に強かったり、アウェイでは弱いけどホームで無闇に強かったり。
特定の条件以外でもちゃんと戦えよと思うけど、人間くささがあって愛着がわく。
Jリーグではビッグクラブが出現してきたが、こういう味のあるチームも増えてきて欲しい。
市原が一時期、リーグ戦臨海無敗記録をかなり長い間続けていたことがあったっけ。
それが観客動員に結び付いていなかったのが悲しかったが。
東京は、降格枠のチームに弱いとかいうのが伝統にならなきゃいいけど。
フリーキックの名手 [ その他サッカー ]
UEFAチャンピオンズリーグ0607グループF第1戦 マンチェスター・U対セルティックをTV観戦。
スコア的には23と僅差の敗戦だったセルティック。
だが2得点の内わけはファーディナンドのミス絡みの得点と、中村のフリーキック。
内容的には決して僅差ではなかった。
中村がボールを持っても周囲の動きが少なく、出しどころがない。
その中村にしてからが、パスを足元でもらおうとし過ぎ。
ユナイテッドは特に中村をマークしてきたわけではないので
ユナイテッドの中盤のラインと前線のラインの間にポジショニングすれば
積極的に動かなくてもさほどプレッシャーはかからないが、
結局パスを出せず、すぐにバックパスで戻す状態が多発。
プレイスキックはともかく、流れの中から実効あるプレーは見せられなかった。
さすがに海外での経験が長くなってきたので、
ボールを持った時に相手のプレッシャーをかわす技術はうまい。
あともう少し磨きをかければ「華麗」と呼べるレベルだ。
しかし、DFの裏を突こう、スペースを突こう、自らの動きでスペースを作ろう、DFを自分に引き付けよう
こういったオフザボールの動きに対する意識がほぼ皆無。
まぁまずオシムには招集されない。
今の代表にフリーキック要員の枠はない。
要の稲 [ その他サッカー ]
UEFAチャンピオンズリーグ0607グループリーグ第1戦 ガラタサライ対ボルドーをTV観戦。
チェルシー対ブレーメンの試合と迷ったのだが、結局稲本見たさにこっちにした。
ガラタサライのユニフォームに身を包んでピッチに立っていたのは、
ワールドカップ日韓2002や、フルハム時代の0304シーズンにマンチェスターU戦で
ビューティフルゴールを決めたような守備よりも攻撃で目立つ稲本ではなかった。
かなり守備的になったウエストブロムの稲本よりもさらに守備的なイメージ。
カウンターの時も遅効の時も、中盤で相手の攻撃をつぶすつぶす。
監督がチームリーダーに指名したくなるのもわかる。
守備面では間違いなく稲本が要だ。
ただ、役割的にはボランチでもセンターハーフでもない、守備的MF。
つまり攻撃面ではほとんど顔を出さずじまい。
積極的にボールをもらう動きをほとんどなく、攻撃時には歩いていることがほとんど。
時折鋭いロングパスを出すが、精度はそこそこといったところだ。
まだ公式戦2試合目だから味方との呼吸が合わない部分もあるだろうし
相手が割と高めの位置からプレッシャーをかけてきたせいもある。
やっぱりDFラインからボールを引き出し、長短のパスをさばいて
攻守の要になって欲しいという願望はあるが。
むしろ心配なのは、CLでこの後、チームとして守備が対応出来るのかどうか。
ボルドー戦では稲本の個人能力にガラタサライ守備のかなりの部分が担わされているような状態だったから、
相手のレベルが上がって稲本のファーストアタックを個人技やパスでかわされたらどうすんのかね。
ボルドーはアウェイで難なく引き分けに持ち込んだ印象だから
ガラタサライの決勝トーナメント進出はかなり難しそうだ。
ミスリード [ その他サッカー ]
とんでもない記事を見つけた。
スポナビでふとクリックしてみたこれ。
名前が書いてないんで一体どこの誰が書いてるのかさっぱりだけど、一番驚いたのが最後の一文。
ところで「走らないサッカー」って、「とんでもないですよね。」という言葉がどういう意味なのかちょっとつかみにくいのだが、
ぶっちゃけ個人技に長けたブラジル代表とか華麗なパスサッカーのバルセロナみたいなイメージ?
、、、とんでもないですよね。
直前の文を否定する「そんなわけはないですよね」という意味ではないのは
その前段の記述からわかる。
「未熟な日本」=「走るサッカー」
がそれ。
当然これを受けての「走らないサッカー」なわけで、
その対局にある、個人技に長けた、あるいは華麗なパスサッカーの
「ブラジル代表&バルセロナ」=「走らないサッカー」
と読み取るのが自然だからだ。
まぁブラジル代表には走らない奴もいるけどね。
バルセロナが走らない?
走り回ってるでしょ。
この人のサッカー観て、70年代あたりで止まってる。
プレッシングという守備戦術が普及して以来、
華麗なパスサッカーであろうと、走らないということはあり得ない。
当たり前だよね、走らなかったらプレッシャーを受けてパスをつなぐどころではなくなる。
意図的なのか、それとも天然なのかは不明だが、
この記事によってミスリードされてしまうファンがいるかも知れない。
いや、いるんだろうな。
私からすればアホみたいな内容だけど、この記事は(元を辿れば大Yahooの)
スポナビというメジャーなメディアのページ内からリンクを張られているのだ。
そこだけ取り出してみれば信憑性に乏しいと判断は出来ない。
それに、この手の記事を書く人はプロにも結構いるんだし。
悲しい現実だ。
むしろ活躍出来ないくらいの厳しさを [ FC東京 ]
J1リーグ第22節東京対甲府は13で敗戦。
確かに内容は良くなかったが、ブーイングするような試合じゃないと思う。
頑張ったけど、空回りに終わってしまっただけだと思うから。
ギアチェンジしてうまくはまる試合もあれば、うまく行かない試合もある。
そして平山。
逸材を獲得出来たこと自体は喜ぶべきことだろう。
だが、その経緯と本人の心構えを考えると素直に喜べない。
まず第一に選手獲得は長期的な戦略に基づいて行われるべきものだ。
獲れるからといって手当たり次第獲っても強化にはつながらない。
それから平山本人の問題。
昨季そこそこの活躍をしたにも関わらず、シーズン開幕直後というタイミングで戦力外。
中田徹がこういう書いているのだから、「やる気」以外の事情はないと考えていい。
やる気がないために戦力外にされ、友達が多くいるからという理由で東京を選んだだと?
私の中で今の平山は、イタリアで干されて”腰掛け”で日本に来た安貞桓に対して抱いていた気持ちと同じだ。
Jリーグをなめるな!
安貞桓には活躍されてしまったが。
判断力批判 [ 日本代表 ]
アジア杯予選イエメン対日本は10で勝利。
11時頃帰って来て追っかけ再生で観た。
相変わらず決定力がないとか、仕掛けが少なく不要なパスが多いとかいうことよりも気になったのは、
選手交代によるベンチからのメッセージを選手達が全く理解していなかったことだ。
”なんとか力”という表現をすると、状況判断力ということになる。
気候、日程、そしてピッチの問題によって体力と技術面で制約を受けるのは仕方がない。
しかし、頭を使うことはそれらの悪条件に左右されない。
むしろ、そういう時こそ頭を働かせてマイナス面をカバーすべきだろう。
例えば、ピッチ状態が悪くグラウンダーのパスが通りにくいなら、
いつもよりミドル/ロングレンジのパスを増やすとか、浮き球を意識するとか。
相手守備陣をなかなか崩せない状況に対して攻撃のアイディアがない、あるいは
試合の流れを読む目がないとか、ワンランク上の判断力、戦術眼を指摘しているのではない。
今目の前で起こっていることを判断材料として、自分の取るべき選択肢を決める、それだけのことだ。
最たる例が、佐藤寿人に続いて我那覇を投入して3トップにした場面。
中盤と前線のリンクマン的役割だった羽生と交代して我那覇を入れた意味は。
高さのある巻と我那覇、そしてスルーパスやクロスに合わせて一瞬でDFを振り切るスピードを持ち、
こぼれ球にいち早く反応するなどゴールへの嗅覚を持った佐藤寿人の3トップになったわけだ。
狙いはクロス後の2次攻撃。
中盤でちまちまショートパスつないだりしてる場合じゃない。
即シュートにつながるクロスを供給しなくていいから、ゴールライン際まで突破をかける必要もない。
だが選手たちはすぐに切り替えられない。
結局、シンプルにクロスを上げるようになったのは大熊コーチの指示が出てからだった。
これってそんなに難しい判断だろうか。
サウジアラビア戦では試合終了間際なのにクロス上げずにバックパスした選手もいたっけ。
思わず「バカかお前は!」と叫んでしまったよ。
ユース代表では結構あるんだよね、その場その場の判断力が未熟なことは。
でもA代表ではこの2連戦ほどひどかったことはあまり記憶にない。
頭の働きをにぶらせるほど過酷な条件だったのかも知れないし、
選手はこれから淘汰されて行くんだろうから悲観はしてない。
けど、うーん。
明日のために 走るべし [ 日本代表 ]
間を置かずに明日に迫ったイエメン戦。
しかし酷な日程だなぁ。
次の試合も内容はあまり期待出来ない。
サウジ戦について結構内容的には一定の評価を得ているようだが、
私はあまりよくなかったと思っている。
攻撃時、ボールホルダーの周囲の動きが少ないというのがその理由。
動きが全然なかったわけではない。
悪条件の中、選手はよく頑張っていたと思う。
確かにチャンスは作った。
だがそれは2人目、3人目の動きが同時多発的に発生するサッカーからは遠かった。
それでもチャンスを作れたのは、個人の能力の高さに負うところが大きい。
チーム戦術が機能した結果として作り出したのではないから単発な印象なのだ。
足りないものは絶対的な運動量は言うまでもないが、
チームとしてどう戦うのかという意思統一がまだ行き渡っていいない印象だ。
だから複数の選手の動き出しや、思い切ったフリーランニングが見られない。
今の時期を考えてみれば、
そんなことをうんぬん出来るところまでチーム作りが進んでいるのが逆に驚きではある。
公式戦3試合目だったら、まだ何をやろうとしているのかわからなくても不思議ではない。
明確な方向性、それに従った明快な選手選考、目標を具体化する練習、
これらがそろっているからだ。
まぁでもまだまだこれから。
うっかりするとそれを忘れてしまいそうになるけど。
守備は攻撃への第一歩 [ 日本代表 ]
ボールを取られたら速く守備。攻めているときに失ったら逆にカウンターのチャンスです。日刊の記事からだが、いや、すごいねこの意識改造。
発言者が三都主であることも驚きに拍車をかける。
普通は攻めている時にボールを失ったらイコールピンチだ。
だが今の日本代表はもう1つ考えを押し進めて、それをチャンスだと捉える。
世界的に先進的な考え方と言うわけではない。
だが、この4年間の日本代表の考え方からは180度転換された。
実現するには3つの速さが必要になってくる。
ボールを奪われた時 攻から守への切り替えの速さ
ボールを奪った時 守から攻への切り替えの速さ
カウンターを撃つ時 ボールを運ぶ速さ
ボールを奪った後縦に速くといっても、闇雲にロングボールを出したり
ドリブルを仕掛けるだけでは効果的な攻撃には結びつかない。
スペースを空ける人、DFを引き付ける人、スペースを利用する人、
くさびを受ける人、フォローする人、オーバーラップする人、
たくさんの選手が同時多発的に様々な役割を担って動くこと、それをオシムは求めている。
ジーコ監督時代の代表のように”大人”な省エネサッカーでしのぐつもりは毛頭なさそうだ。
いつかのようにアグレッシブに動くサッカーでサウジを叩きのめす日本代表を私は見たい。
暑さの中でもそれが出来るかどうかと聞かれれば、可能だと思う。
しかし真夏の日本でJリーグ過密日程の最中という条件が加わると、やっぱりあまり期待出来ない。
それが実現出来たら世界でも有数のスーパーなチームだ。