要の稲 [ その他サッカー ]
UEFAチャンピオンズリーグ0607グループリーグ第1戦 ガラタサライ対ボルドーをTV観戦。
チェルシー対ブレーメンの試合と迷ったのだが、結局稲本見たさにこっちにした。
ガラタサライのユニフォームに身を包んでピッチに立っていたのは、
ワールドカップ日韓2002や、フルハム時代の0304シーズンにマンチェスターU戦で
ビューティフルゴールを決めたような守備よりも攻撃で目立つ稲本ではなかった。
かなり守備的になったウエストブロムの稲本よりもさらに守備的なイメージ。
カウンターの時も遅効の時も、中盤で相手の攻撃をつぶすつぶす。
監督がチームリーダーに指名したくなるのもわかる。
守備面では間違いなく稲本が要だ。
ただ、役割的にはボランチでもセンターハーフでもない、守備的MF。
つまり攻撃面ではほとんど顔を出さずじまい。
積極的にボールをもらう動きをほとんどなく、攻撃時には歩いていることがほとんど。
時折鋭いロングパスを出すが、精度はそこそこといったところだ。
まだ公式戦2試合目だから味方との呼吸が合わない部分もあるだろうし
相手が割と高めの位置からプレッシャーをかけてきたせいもある。
やっぱりDFラインからボールを引き出し、長短のパスをさばいて
攻守の要になって欲しいという願望はあるが。
むしろ心配なのは、CLでこの後、チームとして守備が対応出来るのかどうか。
ボルドー戦では稲本の個人能力にガラタサライ守備のかなりの部分が担わされているような状態だったから、
相手のレベルが上がって稲本のファーストアタックを個人技やパスでかわされたらどうすんのかね。
ボルドーはアウェイで難なく引き分けに持ち込んだ印象だから
ガラタサライの決勝トーナメント進出はかなり難しそうだ。
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