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国立 30,000人プロジェクト [ 女子サッカー ]

(ほぼ)一週間後に迫った北京五輪 女子最終予選日韓戦。
それに向けて、2002Worldでリレーコラムが始まった。

Road to Beijing: あの日の感動をふたたび。いざ国立へ!
Road to Beijing: 消えぬように、消さぬように。
Road to Beijing: 選手の想いをスタジアムで

その流れで知ったのが、日韓戦、30,000人プロジェクト!
私は以前の記事で6.3日韓戦の期待観客数を20,000人としたが、それより10,000人多い数字となる。

アテネの時より盛り上がっていないのが気がかりだが、
まさに”お誘い合わせの上”ご来場されたし。
当然私も友人を誘って行くつもりだ。

最近ノドの調子が良い。
バモカタマリンみたいなやつを韓国にぶっつけてやる。

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折れない心 [ 女子サッカー ]

なでしこリーグ Div1 ベレーザ対大原学園を観戦。

さわやかな(ほぼ)5月の好天のもと、なでしこリーグが開幕。
代表の試合だと招待客の関係で女性や子供がとても目に付くが、
この試合のバックスタンドには、一人で来ている(私より何世代か上の)おじさんが多かった。
長年サッカーを観続けている人達であろうか。

7-1の大差がついたこの試合だが、序盤はそれほど実力差は感じられず、大原学園は善戦していた。
しかし、訪れる決定機を荒川がことごとく決め、前半26分で5点の大差がついてしまった。
恐るべき荒川の決定力である。

個人能力では明らかに相手が上回り、かつ大量点差という苦境に立たされてなお、
折れることなく前年の覇者に食い下がり、終盤に1点を取り返してみせた大原学園イレブンは素晴らしかった。

スコア上は取るに足らない1点かも知れない。
だがあの点は選手を次の試合へと奮い立たせ、
私のような観客にスタジアムへと足を運ばせる原動力となる点なのだ。

ベレーザから1点をもぎ取る殊勲を挙げた楯石選手と、最後まで戦い抜いた大原学園イレブンに賛辞を。

そこには人間が描かれている [ 女子サッカー ]

久々にこの2人似てるでしょシリーズ。


なでしこリーグのスポンサーMOCの社長 山田納生房
と、


作家 島田雅彦

どうすか。

それはさて置き、先日行われたなでしこスーパーカップの会場で販売されていた
公式ガイドブックは、なかなかおもしろい。

大体においてこういったガイドブックというのは、
データブックとしての使い道以外には単なる記念にしかならないが、
このガイドブックは純粋に読み物としておもしろく出来上がっている。

その大きな理由がインタビュー記事のおもしろさ。
男子の場合、インタビューでは通り一遍、当たり障りのない回答しか出て来ないものだが、
女子はそこら辺がスレてないおかげでインタビューの内容が楽しい。

また彼女たちはほとんどがセミプロなわけで、プレイヤーとしての顔と
サッカーとは無関係な場所で働く女性としての顔の両面を持つ。
そのことが、サッカーに専念する男子にはない、人としての幅をもたらす。
文学のような言い方をすれば、”人間が描かれている”わけだ。

私は試合観戦後家に帰って来て読み始めたら止まらなくなってしまい、
その日の内に読み切ってしまった。
読むこと自体は好きだが飽きっぽく、
サッカー雑誌を読むのに何日もかかる私には珍しいことである。
なでしこリーグ観戦に行かれる方には、ぜひ購入して読んでみることをお勧めしたい。

一強 [ 女子サッカー ]

なでしこスーパーカップ2007 べレーザ対TASAKIは2-0でべレーザが覇者に。
実力差を見せつける、べレーザの完勝。

えらい強風の中、駒沢で開催されたなでしこスーパーカップ。
コンビニ弁当のふたを飛ばされたり、チップスターを缶ごと吹き飛ばされて中身をぶちまけたりと
観客も風と戦わざるを得ないほどの強い風。

やはりキック力に劣る女子は、序盤の趨勢に風の影響を大きく受けた。
コイントスで風上を取ったべレーザは、強風をバックにかさにかかって攻め立てる。
対する風下のTASAKIは風に押し戻されるゴールキックを保持できず
そのまま逆襲につなげられたり、直接タッチラインを割ること多数。

TASAKIはバイタルエリアでのプレッシャーが弱く、
ひとつ下がった荒川や澤が前を向いてボールを持てる。
そこからTASAKIのDFラインの裏へ効果的なパスが何本も出てくる。

男子と比較して女子はひとりひとりのカバー出来る守備範囲が狭いため、
DFを4枚並べてもピッチの横幅半分くらいしか埋められない。
必然的にボールサイドの反対側は大きく空くことになる。

それを利用しない手はないと、攻撃時にべレーザは4-2-4とでも言うべき布陣になっていて、
前線の中2人が澤と荒川、左ウイングが大野で右ウイングが小林。
べレーザの左寄りからサイドチェンジ気味に右サイド奥深くに風に乗せて通すパスによって
TASAKIのDFラインがガーっと下げられるというシーンが続出した。

この、やや長めのボールを多用して天の利を有効活用したり
相手の弱点を鋭く突くあたり、べレーザは戦い方がうまい。

加えて、選手同士の連動した動きがきれい。
前線中央で大野、荒川、澤の3人が円を描くようにパスを引き出す動きを見せ、
その大外を小林が駆け上がった時は感嘆の声を上げてしまった。
はっきり言って、選手間の連動という部分では東京よりべレーザの方が上である。

勢いに乗って前半でべレーザは2点を挙げて後半へ突入。
風上に立ったTASAKIの盛り返しに期待したが、意外にもべレーザの優勢は変わらなかった。
相変わらずプレッシャーの弱いバイタルエリアと両サイド裏のスペースを使ってボールを支配。
TASAKIはべレーザのように風を味方に付けることが出来なかった。

選手個々で見ると小林の動きがキレていて、
かつて女子代表で活躍していた時より良いのでは、と思うほど。
何度も右サイド深くに侵入したが、裏へ走る時のパスの出し手とのタイミングもばっちりでほれぼれする。

そして、べレーザの選手はおしなべてうまい。
TASAKIよりも選手全体のレベルが一段上だ。
さすが代表に何人もの選手を送り込んでいるだけはある。

TASAKIの大谷は調子が悪かったのか、全く良いところがなかった。
メキシコホームのW杯プレーオフではさすが、と思わせるプレーを見せていただけに、少し残念である。

というわけでべレーザの完勝に終わったスーパーカップだが、今日の様子を見る限り、
べレーザが頭一つ抜けているのではないだろうか。

TASAKIは守備の要の磯崎が世界選抜対中国選抜戦に出場して不在だったが、
代表を多く抱えるべレーザもチームとしてのブラッシュアップに苦慮し、
シーズンインから疲労が懸念される苦しい事情があるわけで。

前半に風上だったべレーザが有利だったことは確かだが、
それだけではないことは後半に証明されている。
べレーザの独走を許さないために、3強のうちの残る浦和にがんばってもらわないと。

なでしこリーグに行こう2007 [ 女子サッカー ]

昨シーズンに引き続き、関東で開催されるなでしこリーグの試合をピックアップ。

なでしこスーパーカップ2007
4月22日(日)13:00 ベレーザ 対 TASAKI 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

第1節
4月28日(土)12:00 浦和   対 新潟L    埼玉スタジアム2002メインピッチ
4月29日(日)13:00 ベレーザ 対 大原学園  西が丘サッカー場

第2節
5月3日(木)

第3節
5月6日(日)12:00 浦和   対 INAC    さいたま市駒場スタジアム
5月6日(日)14:00 ベレーザ 対 伊賀FC  多摩市立陸上競技場

第4節
5月13日(日)

第5節
5月20日(日)13:00 浦和 対 TASAKI  鴻巣市立陸上競技場

第6節
6月17日(日)13:00 ベレーザ 対 TASAKI  ひたちなか市総合運動公園

第7節
6月24日(日)13:00 浦和 対 ベレーザ  鴻巣市立陸上競技場

第8節
7月1日(日)15:00 大原学園 対 ベレーザ    松本平広域公園総合球技場 アルウィン

第9節
7月8日(日)13:00 ベレーザ 対 新潟L    西が丘サッカー場
7月8日(日)13:00 浦和   対 伊賀FC  熊谷スポーツ文化公園陸上競技場メイン

第10節
7月15日(日)

第11節
7月22日(日)13:00 ベレーザ 対 INAC    多摩市立陸上競技場
7月22日(日)14:00 浦和   対 湯郷ベル   さいたま市駒場スタジアム
7月22日(日)11:00 大原学園 対 TASAKI    松本平広域公園総合球技場 アルウィン

なでしこリーグオールスター 2007
8月19日(日) なでしこEAST 対 なでしこWEST

第12節
10月8日(月)13:00 ベレーザ 対 湯郷ベル  平塚市総合公園平塚競技場

第13節
10月14日(日)11:00 大原学園 対 浦和  松本平広域公園総合球技場 アルウィン

第14節
10月21日(日)13:00 ベレーザ 対 浦和  西が丘サッカー場

第15節
10月28日(日)13:00 ベレーザ 対 大原学園  平塚市総合公園平塚競技場
10月28日(日)11:00 浦和   対 新潟L    鴻巣市立陸上競技場

第16節
11月3日(土)

第17節
11月11日(日)12:00 ベレーザ 対 伊賀FC  横浜F・マリノスMM21トレーニングセンター(マリノスタウン)
11月11日(日)13:00 浦和   対 INAC   川口市青木町公園総合運動場

第18節
11月18日(日)11:30 浦和 対 湯郷ベル  さいたま市駒場スタジアム

第19節
11月25日(日)13:00 浦和 対 TASAKI  さいたま市駒場スタジアム

第20節
12月1日(土)12:00 浦和   対 大原学園   さいたま市駒場スタジアム
12月2日(日)13:00 ベレーザ 対 TASAKI   江戸川区陸上競技場

第21節
12月9日(日)13:00 ベレーザ 対 浦和  夢の島陸上競技場


5/21 松本開催試合を追加
    なでしこオールスターを追加

天王山は1ヶ月半後 [ 女子サッカー ]

アウェイで勝利を挙げたなでしこジャパン
2試合を終えてグループAのトップ。
直接対決まで得失点差の勝負になると予想されていた韓国は
第1戦でタイに足をすくわれて勝点3の2位。

出遅れたものの、韓国が最大のライバルであることに変わりはない。
第3戦、第4戦と連続して行われる直接対決の勝敗如何ではどう転んでもおかしくない。

韓国との天王山は6月3日。
今度はJの日程とはかち合っていない。
この時期は前後にフル代表がキリンカップを行い、
男子の五輪代表も女子と3日違いに国立でマレーシア戦。
その翌日には浦和がA3を戦うという、国際試合が目白押しだ。

プレーオフで4万5千と大きく出過ぎたので今度は控えめに、
でもやっぱりこれくらいは来て欲しいよね、
という気持ちのせめぎ合いから生まれた私の予想観客数は、
2万人。

来てくれ!
そして、行くぞ北京!!

長丁場の始まり [ 女子サッカー ]

オリンピック北京2008 女子最終予選 なでしこジャパン対ベトナム代表は2-0で勝利。

味スタから速攻で駆け付けた。
京王線で新宿に出て、大江戸線 国立競技場前へ。
私と同じこのルートをたどって駆け付けた人を何組か見かけた。
ご苦労さまです。

なんとか後半開始に間に合ったが、スコアが1-0だったので驚いた。
後半が始まってみてその理由がおぼろげにわかった。
まずベトナムの粘り強い守備。
意外と最終ラインを高めに保って、ボールサイドを狭く狭く。

加えてなでしこの攻撃が迫力に欠ける。
きれいにボールを回すが、いずれもセオリー通りであり、
意外性のあるプレー、思い切りの良いプレーが出て来ない。
さすがにベトナムも慣れて対応出来るようになるだろう。

最低限の勝点3は獲得したが、ベトナムとすれば
日本のホームで前後半1失点ずつで終えれば成功に違いない
(試合終了後のベトナム代表の礼儀正しさに負けたような気持ちになってしまったのは内緒だ)。

今回の最終予選はホーム&アウェイの長丁場。
今までになく、勝点を計算できた相手にもアウェイでは苦戦させられるだろう。
それだけにホームでは大勝しておきたかったところだ。

次戦のアウェイ タイ戦に向けて、早なでしこジャパンは出発した
立ち向かえ。
いかなる環境にも、いかなる相手にも。

国立の方が期待出来るかも [ 女子サッカー ]

今週の土曜はオリンピック北京2008の女子最終予選の初戦がある。
場所は国立、キックオフは午後4時の予定だ。
東京の試合(新潟戦、午後2時キックオフ)が終わってから国立に向かうと、後半には間に合うだろうか。

集客の多い首都圏クラブの横浜、浦和はどうかと言うと、
横浜がホームで午後4時キックオフなので丸かぶり。
浦和もホームで午後7時からなので移動時間を考えると無理だ。

メキシコとのプレーオフも、いわゆるサポーターの数が悲惨なことになってたからなぁ。
とは言え平日にやったらもっと集客が見込めないだろうし、
国立の使用状況との兼ね合いもあるんだろうけど、もちっと何とかならんのか。
せめて6月の第3戦に待ち受ける日韓戦は盛り上がりたい。



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