自陣ペナルティエリア付近からのリスタート [ FC東京 ]
当然の帰結としての昨シーズンへの回帰。
しかし、いきなり暗澹たる気にさせるようなニュースが。
こりゃ千葉戦は期待出来ない。
原監督時代だけでも4年間積み上げてきたものが、半年間で失われてしまうのか。
元のスタイルに戻すことについては割と楽観してたからショック。
そしてちょっと悲しい。
後出しじゃんけん [ 日本代表 ]
日本サッカー協会の川淵三郎会長がFIFAワールドカップドイツ大会前に
ジーコ前監督を解任する考えがあったことを明らかにした。
へー。
実は俺もジーコのことはダメだと思ってたんだよってか。
自分に吹きつける逆風を少しでも和らげようとしてるのかな。
しかし今になって前代表監督の話か。
しかもこれって、俺はこう考えてたってだけだから、裏の取りようがない。
そんなこと露ほども思っていなくたってそれを確かめる術がないのだ。
逆に、本心からそうだったとしてもそれを証明する手だてがない。
ということは、私のようにいらぬ勘ぐりをする人間に対しては
勘ぐる材料を与えるだけであり、逆効果だ。
いずれによせ、あまり賢いやり方とは思えないんだけどねぇ、川淵会長。
Boys be ダイナモ [ 日本代表 ]
アジアカップ2007予選 日本代表対イエメン代表は20で勝利。
自宅で後半からのTV観戦。
TVつけて驚いた。
後半開始の時点でまだ00だったからだ。
苦戦だったのは間違いない。
でもまだ2試合目、これからだろう。
前にも引き合いに出したことがあるが、Jリーグ世代の私が知る最高の日本代表は
アジアカップレバノン2000の日本代表。
ダイナミック、アグレッシブ、スピーディ、スペクタクル。
たくさんのカッコいい形容詞で飾られる日本代表だ。
あれを超えて欲しい。
内容でも結果でも圧倒してアジアの頂点に立って欲しい。
今日の試合でその片鱗を窺わせるのが、縦方向の動きの多さ。
特にボールを追い越す動きが多い。
それが互いに連動し合ってボールをスピーディに、大きく動かせるようになれば
ダイナミックな攻撃が生まれる。
アジアカップでそんなサッカーが見られるようになるか、楽しみだ。
千里の道も三歩進んで二歩下がる [ FC東京 ]
意外と動きの早かったフロント。
ポゼッションサッカーへの挑戦1年目は失敗に終わった。
第一の原因は、監督の能力だと思う。
これについてはそれこそさんざん書いてきたので詳細は省略。
それからこれも以前に少し触れたが、フロントの考えるチームの方向性と
実際に選択されたガーロという人選が合致していたのかということ。
今までの東京のスタイルを完全に捨ててしまうのはどう考えても得策でない。
これまでのスタイル、リアクションにポゼッションをプラスして行き、
両輪を目指すのが自然な流れだ。
実はガーロも両輪を目指していたのかも知れないが、
いずれにせよピッチ上に表出したのはリアクションを捨て去ったポゼッションだった。
結果として方向性がそもそも異なった人選だったことは否めない。
フロントが完全にポゼッションに舵を切ろうと考えていたのなら話は別だが、
さすがにそれはないだろうと推測する。
これからに目を向けてみると、
おそらくいったん、原点とも言える昨シーズンまでのサッカーに回帰するだろう。
そこから再出発を図ろうとするはずだ。
その上で、倉又監督もまた、リアクションとポゼッションの両輪を目指すのではないかと思う。
もちろんそれは今シーズン中に立て直しがきけばの話だが。
そして来シーズンには、ポゼッションサッカーへの挑戦を継続して欲しい。
私は両輪を目指す方向性には全面的に賛成なのだ。
長寿を願いつつ自殺しようとする(美味しんぼから(古いか!?)) [ Jリーグ ]
スカパーが来年から5年間、J1とJ2全試合の放送権を獲得することが明らかになった。
優勝が懸かった好試合や人気カードが地上波やBSでは見ることができなくなる可能性もありそうだ。結局のところ、Jリーグは視聴しやすさよりも、放送権料を取ったわけだ。
TBSは放送権を持っていても、実際にはほとんど放送しなかったからあまり関係ないが、
NHK BSが優先権を失ったのは多くの人が痛いのではないだろうか。
現に私は、ハイレベルなNHKの実況によるTV観戦がとても楽しみだった。
BSとCSではその敷居の高さが違う。
CSのチャンネルは、現在のJリーグを含むほとんどのサッカーコンテンツがそうであるように
おそらくパーフェクトチョイス(Ch.180〜186)になるだろう。
そうなるとケーブルTVでは見られない。
既にスカパーを視聴している人以外は、
新たにアンテナとチューナーを購入しなければならなくなる。
よって確実にTVでJリーグを観る人は減る。
長期的にはJリーグにとって、日本サッカーにとって明らかにマイナスだ。
未来のサッカーファンにしてみれば、TVはその一歩を踏み出す窓口のようなものだからだ。
放送権料を維持したい事情があるのはわからないでもない。
しかし目先の利益に走って窓口を狭めてしまうことが、結局は損になると思うのだが。
環境は馴れ合いに醸成されて [ 日本代表 ]
8/9の記事天狗の鼻は環境が育てるの続き。
”協会からも、マスコミからも、監督としての力量について 正当な評価、批判が与えられない特殊な環境”
を作ったのは日本サッカー協会であることが、W杯が終わってからちょろちょろ報道されてきた。
W杯直前の記事で、必要以上にジーコを持ち上げる番組に対して私はこう書いた。
「ジーコを持ち上げて、なんかメリットがあるのかNHKは」
目的はメリットの獲得ではなく、デメリットの回避だったわけだ。
この”報道統制”が明らかになったことで、川淵会長の独裁色がより鮮明になり、
解任要求の高まりに拍車をかけた。
しかしである。
川淵会長が悪いのは明白だが、マスコミの弱腰もひど過ぎると私は思う。
極端な場合を想定してみよう。
日本サッカー協会の圧力に屈しないで、
全てのマスコミが報道としての矜持を捨てずにジーコ批判を展開したとしたら。
協会がスターシステムを発動しようにも、煽るマスコミがいなければ全くの無意味だ。
協会にとってマスコミは必要欠くべからざるものであり、
全てを切り捨てることは不利益を招くだけなのだ。
ここまで極端でなくても、大手マスコミが協会による圧力を報道しさえすれば同じことだが、
そうはならなかった。
ネット上の一部フリーライターの記事以外は、右にならえで全てジーコ擁護。
健全な批判精神を有していれば、あり得るはずのない状況が日本を覆っていた。
当時はただひたすら不思議だったが、今思えば気持ち悪い。
どこぞの某国と一緒じゃないか。
では何故そんな恐ろしい状態になってしまったのか。
それはつまるところマスコミの連中が、
ジャーナリストではなく単なる売文屋であり、
報道ではなく広告をしているに過ぎないからだ。
それも、マスメディアを構成する全ての組織および個人が、である。
悲しいことにマスコミに顔を出す元サッカー選手も商業主義に取り込まれてしまっている。
ジーコー川淵ラインの片割れが退いたことをきっかけに、圧力のあった事実が明らかにされてきたが
川淵会長解任要求デモについての報道もバイアスがかけられている模様だ。
逆にマスコミと商業主義に迎合しないオシムには
きっとネガティブな記事が書かれたりするんだろう。
もう一方の片割れ川淵会長が退任したとしても、
サッカーに対する不勉強や商売臭さをオシムから痛烈に批判された記者が
私怨からネガティブキャンペーンを張ったりするに違いない。
トルシエの時にあったように。
待てどもガーロの日和は... [ FC東京 ]
J1リーグ第17節浦和対東京は04の惨敗。
こんなに叩きのめされたのっていつ以来か。
6失点した磐田戦かなー、なんてことを考えながら帰って来た。
この間、監督変えなくていいんじゃないかって書いたけど、今日の試合を観て撤回する。
チームがバラバラ。
結果は出てなくても、監督のやり方を信じて
これを続けて行けばいい、行くしかないという信頼感、覚悟がプレーから見て取れない。
昨シーズン、東京はリーグ戦で10試合以上勝ちがないという逼迫した状況に追い込まれた。
だがそんな時でも、チームは選手、スタッフ、サポーター、フロントまで含めて一丸となって難局を乗り切った。
これって凄いことだと思う。
もちろん原監督は東京で当時3年という年月を刻み、初のタイトルをもたらした実績もあった。
絆の太さは、まだ1年目のガーロとは比べるべくもない。
だが、1年目だって選手との間に信頼関係は築ける。
数少ないとは言え、磐田戦のようなこれを目指すんだと確信出来るような試合もあった。
目指すサッカーがピッチ上に現象として現れなくても、
なんとか表現しようという意欲、気概が感じられても不思議ではない。
いや、もうシーズンも半分が過ぎたのだ、感じたい。感じられなければ。
しかし。
ガーロではダメだ。
東京タンブラー忘れてきた...
忘れ物 [ 日本代表 ]
You Tubeで川淵会長解任デモの動画を観た。
熱いね。
いち財団法人の会長の解任を要求して、こんな抗議行動が起きるんだから
サッカーというスポーツの凄さ、そして日本におけるサッカーの浸透度の深さ(広さではなく)を感じる。
ジーコが就任した当時、その現役時代を知るサッカーライターの一部から
神様を批判するなんて出来ないよ、という声が上がっていた。
その時は、ふーんそんなものかね、と思っただけだったが
私が川淵会長に対してそれほど強い姿勢に出られないのも、
ひょっとすると同じようなことなのかも知れない。
サッカーの洗礼を受けたのは、ドーハの悲劇、そしてJリーグの誕生であり、
私のサッカー人生は、Jリーグとそれに同期した日本代表とともに歩んできたと言っても過言ではない。
熱が高じて、社会人になってからサッカーを始めるまでに至った。
会長就任以前の改革者、強力な推進者としての川淵三郎のイメージを拭いきれていないのだろうか。
監督として正当な評価を下すことが出来ず、
選手時代の神様ジーコのイメージから脱却できないライターのように。
だからだろうか、この発言は悲しい。
周囲に目を向けなくなってしまっているような、
耳を傾けなくなってしまっているような、そんな印象を受ける。
チェアマン川淵は、サッカーに対してもっと真摯だったよなぁ。