サッカーを汚すもの [ その他サッカー ]
知らなかった。
清水に辞退要請「ピース杯統一教会主催」
清水側はこの要請に対し、
財団と統一教会がつながりがあるような話も聞いたが、直結した関係とは認識していない。と出場の意向を示しているが、もしFC東京が出場することになっていて、
FC東京がこのような対応をしたとしたら、私は必ず抗議する。
理由は次の通り。
統一教会はフランスの反セクト法でカルト団体と認定されるなど、
世界各国で問題を起こしている宗教団体であること。
「鮮文平和サッカー財団」は統一教会教祖である文鮮明が設立した財団法人であること。
これまで開催された第1回、第2回とも、文鮮明が開会を宣言していることからも、
統一教会との関わりは明白だ。
第1回-->http://www.worldtimes.co.jp/special2/soccer/wnews/030715.html
第2回-->http://www.worldtimes.co.jp/special2/soccer/wnews/2005pcup/050715.html
カルト団体との関係を認識した上で、それでも出る、というのならまだわかる
(言うまでもなくそれはそれで問題だが)。
だが、私がちょっと調べただけでわかるこの程度のことを認識していないのだったら、
はっきり言って清水フロントはバカとしか思えない。
繰り返すが、東京がこのような対応をとったらまず間違いなく私は抗議する。
と、思うんだが意外に騒がれていないみたいだな。
Wikipedia「ピースカップコリア」の項目
挑戦者は大和魂を胸に [ その他サッカー ]
NHK「その時歴史が動いた メキシコ五輪 奇跡の銅メダル」を見た。
クラマーが日本サッカーを指導するようになって以降、
メキシコオリンピックで銅メダルを獲得するまでを追ったドキュメント。
何度も語り尽くされているテーマだが、私にとっては新しい発見もあった。
メキシコサポーターによる、「ハポン(日本)」コールである。
フル代表では空前絶後であるオリンピック3位という成績の要因には以下のことが知られている。
クラマーというプロフェッショナルなコーチの招聘
日本人に適したサッカーを見抜き、それを具現化したクラマーの手腕
選手だけでなく、指導者の育成にも目を向けたクラマーの長期的な視点
釜本邦茂、杉山隆一ら希有な才能の出現
これに加えて、ベタな展開ながら不覚にも感動してしまったのが、
クラマーをして
「私は今まで60年以上サッカーをやってきましたが
後にも先にもこれほど全力を尽くしたチームを見たことはありません
彼らの姿は 大和魂そのものでした」
とまで言わしめ、さらに、
自国開催のオリンピックで3位決定戦を戦う代表の応援をしているメキシコサポーターに
「ハポン(日本)」コールを起こさせたほどの、日本代表の頑張りである。
史上最高峰の成績を上げた偉大な先輩達が有していたものは何か。
日本サッカー史に深く刻み込まれている。
何だか愚痴みたいだけど [ 女子サッカー ]
五輪代表の日本対マレーシアの観客数は18,020人。
3月に国立で行われたシリア戦が18,495人だから、
値下げが奏効したのか、消化試合にも関わらず佳境の頃の動員数と変わらない結果になった。
こんな数字を見せられると、なでしこジャパンのファンである私はどうしても嘆いてしまう。
五輪代表の消化試合に18,000人も集まるなら、
なでしこジャパンの天王山にどうして9,000人弱しか集まらないのだろう。
なでしこジャパンの方が500円高いが、その代わりに五輪代表は平日開催だ。
これが条件として相殺されるとすれば、なでしこジャパンに不利な条件は見当たらない。
すなわちユーザから見てなでしこジャパンの商品価値がその程度であるという証左であり、
9,000弱という実数だけでなく、五輪代表との対比においても現実を突きつけられる結果となった。
なでしこジャパンはひたむきさが最大の売りである。
私としてはそれだけで商品価値としては十分なくらいだが、もうひとつある。
日本の代表の全カテゴリの中で、U17の次にいいサッカーを見せてくれるという点だ。
安定性を考慮すればNo.1と言っていい。
商品価値が低いなら仕方がない。
だが価値が高いのにそれが認められない。
そのことが残念でならない。
ひけは取らない [ 年代別代表 ]
代表4連戦のトリを飾るのはU22代表。
マレーシア代表相手に3-1とスコア的には少々物足りない結果だったが、
好感を抱かせる試合だった。
ものすごーく単純なミスとか、あからさまに息の合っていないプレーが何度もあったりとか、
U22初招集のメンバーも含まれる急造のチームだけあって、到らない部分もそりゃあった。
気の短い人は前半18分くらいにブーイングしてたくらいだ。
それでも、丁寧にボールをつないで相手ゴールに迫る姿勢に私は好感を持った。
パスして走る、動いてボールをもらう。
ポゼッションして、相手守備陣の”穴を見つける”のではない。
自ら能動的に動いて”穴を空ける”のだ。
よく東京の試合では攻撃に行き詰まると、えいやっとばかりにロングボールを前線に送ったりするが、
そういう可能性の低い、あまり意図の感じられないパスは出さない。
ロングボールを出すにしても互いに呼吸を合わせ、
マイボールにしやすいボール、次の攻撃に展開しやすいボールを意図して出す。
前述のように呼吸が合わないことも多々あったわけだが、
イメージを共有してそれに沿うように、という基本は譲らない、そんな意識の高さが窺える。
時折、良いイメージの連鎖を見せ、
3人目の動きや、互いにスペースを作り、使いあう辺り、
急造とは思えない質の高さも垣間見えた。
日本の若い世代のレベルの高さはすごい、と思う。
この世代のふたつ下のU17世代が、昨シーズンU17アジア選手権で見せたサッカーもものすごかったし。
今日本サッカー界は、暗黒の4年間に生じた遅れを急速に取り戻している、そんな感じだ。
追記
今日は普段あまり行かない、メインスタンドアウェイ寄りで観戦したが、
アウェイ側の日本サポーターが小太鼓を使っていたのが良かった。
代表の試合で聞いたのは初めて
(まぁ全ての試合に行ってるわけではないし、座る位置によっても聞こえたり聞こえなかったりするだろうが)。
好きなんだよなぁ小太鼓。裏打ちの入るリズムが。
期待 [ 日本代表 ]
キリンカップ 日本代表対コロンビア代表は0-0の引き分け。
TV観戦。
前半は初招集のメンバーがいたせいもあったのか、やや低調な内容だったが
後半は流動的な攻撃が息を吹き返した。
それにしてもこのチームは選手の運動範囲が広い。
右に左に上に下に。
あの中村俊輔が何度も裏へのフリーランニングをしていたのが印象的だった。
ポジションチェンジも、さあやろうっつってやるんではなく、
流れの中で自在に変わる。
後顧の憂いなく動くには、チームの中で共通意識が強固に共有されている必要があるから
今のチームでそれがなされている証明だ。
それに、殊更海外組を呼ばずとも、
今の日本代表には高度なボールテクニックを持つ選手がそろっている。
今日の試合を観ていてあらためてそう思った。
そんなハイレベルなスキルを持つ選手達が、労を惜しまず動き回り、
あうんの呼吸のコンビネーションを繰り出した時、そこに表出するサッカーとは。
期待は高まるばかりだ。
現実 [ 女子サッカー ]
昨日の北京五輪予選 韓国戦、目標の3万人に対して、動員数は8,779人だった。
3/10のプレーオフ メキシコ戦の動員数が10,107人だったから、
その時よりも減ってしまったわけだ。
ちなみに前回のFIFA女子ワールドカップ アメリカ2003のプレーオフ
メキシコ戦の動員が12,743人。
2試合ともそれに及ばなかった(アテネ五輪予選 北朝鮮戦は言うに及ばず)。
1万人そこそこに終わった3/10のプレーオフの伸び悩みの原因を
Jとの日程が重なったためと私は考えていたが、
1万人にも届かなかった昨日の韓国戦が終わってみてはっきりしたことがある。
なでしこジャパンの観客動員はJの開催有無とは関係がない、ということだ。
Jの日程と丸かぶりだった3/10のメキシコ戦が1万人で、
Jの試合がなかった昨日の韓国戦が9千人弱だったのだから、
これはまぎれもない事実だ。
私が増加を期待したゴール裏の人数は、メキシコ戦とほとんど変わっていなかった。
ゴール裏のコアなサポーターは増えたけど、メインやバックのファンは減った、
というわけでもなかったわけだ。
結果的に試合そのものには完勝に終わった昨日の韓国戦だが、
前回のアテネ五輪予選 北朝鮮戦と同様、
日本の女子サッカーの存亡をかけた一戦だったことに変わりはない。
ではなぜ、サポーターによる草の根の努力も虚しく、今回は1万を切ってしまったのか。
それは単純に、マスメディアの露出の多寡だろう。
前回はサッカー協会が積極的にアピールし、メディアもそれに応えて盛んに取り上げた。
当日も地上波で生中継され、最高瞬間視聴率は31.1%を記録するなど、
まさに「日本女子サッカーの興廃此の一戦に在り」な状態だったわけだ。
マスメディアの助力がないとあの夜の再現は出来なかった。
試合には勝ったものの、つらい現実を突きつけられた夜だった。
王手 [ 女子サッカー ]
オリンピック北京2008 女子最終予選 なでしこジャパン対韓国代表は6-1で勝利。
完勝だった。
息苦しくなるような、胃の痛くなるような接戦を予想していたが、
日本と韓国との実力差は明らかなものがあり、途中から私は気が抜けてしまった。
韓国がホームでタイに不覚を取ったのは、実は”不覚”ではなく、実力で敗戦を喫したのだ。
グループAは日本の一強であり、2番手以降にタイと韓国、そしてベトナムが付ける。
おそらく事前のスカウティングで韓国は横の揺さぶりに弱いという情報があったのだろう、
サイドチェンジを多用し、クロスは大きくファーに蹴って中央へ折り返す。
元々素早く展開される日本のパスに対応しきれていなかった韓国守備陣は、
この揺さぶりによって完全にボールウォッチャーになっていた。
なでしこジャパンは1週間後のアウェイでも危なげなく勝つだろう。
これで、ほぼ決まりだ。
中国が開催国として予選を免除され、北朝鮮、オーストラリアと別組になるなど、
今回の日本は運に恵まれた。
あの記憶に残る4年前の再現も、持ち越しになった。
今から楽しみ [ 日本代表 ]
日本代表対モンテネグロ代表は日本が2-0で勝利。
TV観戦。
たまたま見かけたブログに次のような主旨のことが書かれていた。
オシムの目指すサッカーは「人もボールも動くサッカー」らしいですが、
人やボールが動くのはサッカーでは当たり前なので、云々。。。
そのブログ主が普段どんなチームを観てるのかは知らないが、幸せな人のようだ。
当たり前のように聞こえるこの「人もボールも動くサッカー」を
実際に実現できているチームなんて、少数派だろうと私は思っているからだ。
壁は高い。
豊富な運動量、クレバーなポジショニング、
スピーディな展開の中でパスコースを見つける戦術眼、
正確なトラップ&キック、練られたコンビネーション。
そして、最も維持するのが困難と思われるのが、やり通す強い意志である。
誤解を恐れずに言えば、「人もボールも動くサッカー」には無駄が多い。
1つのボールに対して複数のパスレシーバーが同時多発的にアクションを起こすので、
幸運な唯一の選択肢以外の選手の動きは結果として無駄に終わるわけだ
(次々に連鎖して行くのでハイ終わりというわけではないし、
アクション自体が他の選手の助けになる場合ももちろんあるが)。
この無駄は疲れるしつらい。
だから、やり通すには選手一人一人に強い意志が必要になってくる。
オシム監督が就任して1年が経過した今、目指すサッカーは結構形になって来ている。
ある程度選手が入れ替わっても出来ているのを見ると、
チームとしての基盤はある程度確立されていると思う。
だが、ふと途切れる時間帯があって、それは上記で挙げた意志の問題ではないかと思う。
オシムにとっても難しい問題だろう。
様々なものに左右されてしまうものだからだ。
しかし逆に言えば、結構凄いところまで来ている。
骨格は出来上がったので、後は肉付け、微調整だからだ。
そのために新しいパーツを追加したり、基本能力のレベルアップを図ったり、
それぞれの特徴を磨いたり、コンビネーションを熟成させたり。
ひとつの到達点を示すことになるアジアカップでは、どんなサッカーが観られるのだろうか。