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選手層 [ FC東京 ]

J12ndステージ第12節大分戦は1−1の引き分け。

勝って欲しかったし勝てる試合だったと思う。
だが一夜明けて考え直してみると、あのメンバーで負けなかったのは上出来かとも思う。
ナビ杯決勝のスタメンと比較してみると、

土肥
加地
ジャーン →増嶋
茂庭   →藤山
金沢
今野
文丈   →宮沢
石川   →規郎
ケリー  →憂太
戸田   
ルーカス →祐介

平均年齢 26.5→24.3

スタメンを6人入れ替え、そのうち4人は経験の浅い若手。
センターバックなんて藤山とルーキーの増嶋で組まれている。
よく破綻しなかったものだ。
もちろんDFラインだけによるものでなく、中盤の囲い込みの貢献も大だが。

こうしてみるとやっぱり層が厚くなってきたんだと思う。
東京はこうした試合を勝ちに持ち込む勝負強さはまだないが、確実に選手層の厚みは増している。
しかもその厚みは、付け焼刃ではない若手の突き上げによってもたらされている。

1シーズン制となる来季から、優勝するのは選手層の厚いクラブに絞られてくるだろう。
長いシーズンを安定した戦力で乗り切る選手層を持つクラブに。
ナビ杯優勝で一つの自信を勝ち得た東京は、リーグ戦が1シーズン制に移行した後も、
意外にに早く本気で優勝を争う時期が来るかも知れない。

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