ドリブれ、戸田 [ FC東京 ]
6/29付ブログ「目指すのは私にとっては結果ではなく」で取り上げた原語録で
FW陣で唯一言及されていた戸田。
原監督は”責任回避”という厳しい言葉を使っているが、
そこまでではなくとも、私も戸田にもっとこうして欲しいということがある。
それは、ドリブルである。
戸田はボール扱いが得手ではない。
が、言うまでもなくスピードがある。
昨シーズンの終盤、何戦だったか忘れたがこんなシーンがあった。
相手陣内真ん中左寄りでボールを受けた戸田。
ボールを保持してDFと正対した1瞬の後、体の動きで小さくフェイクを入れてから
ズダダダダッと怒涛のようにドリブルを開始し、ペナルティエリアに侵入、
そのまま何の躊躇もせずシュートを放った。
シュートは惜しくもキーパーに弾かれたが、戸田が変わった、と思わせるプレーだった。
しかしこれ以降、私の見る限りああいうドリブルシュートは見せていない。
戸田の特質上、スペースがなければドリブルは出来ない。
相手陣内深いところでフェイントを駆使してDFをかわしてクロス、なんてプレーはちょっと難しい。
だが、相手陣内浅いところでパンとボールをはたいて走れば、
スピードで相手を振り切ってシュートまで持ち込めるのだ。
それは前述のプレーで実証済みである。
私は戸田のドリブルシュートが見たい。
一直線にゴールへ向かう怒涛のドリブルシュートが見たい。
戸田には出来る。あとはチャレンジするだけだ。
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