新しい人材発掘の機会に [ 日本代表 ]
ジーコの久保強行招集に対して、横浜の反応
日本代表のジーコ監督(51)は1日、都内の日本サッカー協会で会見し、キリン杯2試合
(9日・スロバキア戦=広島ビッグアーチ=、13日・セルビア・モンテネグロ戦=横浜国際=)
に向けた代表メンバーを発表。右ひざ痛の治療のため代表辞退の意向を示していたFW久保竜彦(28)=横浜M=
を強行招集したが、横浜M側がこれに反発し代表ボイコットの姿勢を示した。
この反応は当然と言えるだろう。
なぜなら、事前に以下のような措置を取っているからである。
横浜Mは日本協会に対し、久保の症状と完治まで6週間の休養が必要で、キリン杯と前後の合宿を
辞退する意向を文書で伝達。6月30日には坂木嘉和強化部長が日本協会を訪れ精密検査の結果も提出した。
ここまで手段を尽くして辞退の意思を伝え、しかもアジア杯参加の意向は示しているのに
なおかつ召集するとは。どうかしている。
心情的にはわからないでもない。
代表はけが人続出中である。
久保、中田、稲本、宮本、楢崎。そして高原、小野は五輪OAで召集できない。
しかし、久保が辞退しているのはキリン杯だけなのだ。
キリン杯で起用したら肝心のアジア杯に出られなくなる可能性もある。
今回は、足を運ぶ観客には悪いが、けが人続出の上に
アジア杯という重要な大会を直後に控えてのキリン杯である。
アジア杯準備のためと割り切ってもいいだろうと思う。
そうでなくてもジーコは、これまでさんざん親善試合を代表の公開練習の場にしてきたのだ。
なにを今更である。
こういう時こそ、新しい人材発掘の良い機会にするべきだろう。
例えば、大黒である。あるいは、大黒もいい。または、大黒もありかも知れない。
なんだか手前味噌になってしまったが、けがの久保に加えて
欧州での成功を誓って辞退の意向を示していた柳沢を召集するくらいなら
せめてどっちかに代えて、と思うのだが。
PR
●Thanks Comments
●この記事にコメントする
●この記事へのトラックバック
TrackbackURL: