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まず人が動きましょう [ FC東京 ]

Jリーグ第3節清水戦は01の敗戦。
新潟戦の完敗を受け、中盤でボールの出所を抑えられた時に、どう打破するのか
というポイントが焦点になった今日の試合。
結果は、何の進展も見られないひどいものだった。

とにかく人が動いていない。
ボールを動かすには、まず人が動かなければならないという原則を忘れてるんじゃないのか。
ボールレシーバーはマークが付いているなら、マークに付きにくい状態を作らなければならない。

最も単純だが効果的な方法の一つは、縦のポジションチェンジを行うことだ。
FWがくさびを受けにポジションを下げる。2列目が飛び出す。オーバーラップを仕掛ける。
例え一発でゴールやシュートというチャンスに結び付けられずとも、
2列目が裏へ飛び出す動きを何度も仕掛けると、マークに付く相手中盤の選手がDFラインに吸収され、
中盤が空いてくるという状況が生まれる。
試合を振り返ってみると、そういった縦方向の選手の動きがほとんどなかったことに気付く。

それからこれは原監督時代からさんざん言っていることだが、ボールのないところで連動した選手の動きがない。
第一ボールを持っていない選手同士が互いの動きを確認しあっていない。
みんな見てるのはボールホルダーだけ。
そりゃコンビネーションなんて一朝一夕には出来上がらないだろう。
しかしそれをやろうとする意図や片鱗すら見えなかったのは悲しい限りだ。

新潟戦から1週間開いた今日の試合でさえこれだったのだから、中2日の川崎戦は全く期待できない。
破壊力抜群の超速カウンターが売りの川崎に(不思議なことに甲府は勝ったようだが)
虐殺されるところが目に浮かぶようだ。
なんだかもう等々力に行きたくなくなって来た。

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