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まずまずじゃないでしょうか。ただし [ FC東京 ]

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしく。

昨年は結局天皇杯ベスト4で幕を閉じた。
準々決勝福岡戦を辛勝し、鹿島戦は惜敗だった。

やはり課題は得点力ということになるだろう。
福岡戦は序盤に決定機を2度作って以降はさっぱりだったし、
鹿島戦の得点は平山の個人能力以外の何物でもない。

今のところ主力クラスの流出は大黒とリカルジーニョのレンタル終了、
そしてキム・ヨングンのみにとどまっているが、
J2 3位の福岡戦を含む終盤の戦いぶりを観る限りでは、昇格争いも苦戦するような気がしてならない。

現時点で公式発表があった獲得/放出選手を完全、レンタルを問わずポジション別にまとめてみると、

獲得
 FW ロベルト セザー
 OMF 谷澤、ペドロ ジュニオール
 DMF 上里、ホベルト
 DF
 GK 常澤

放出
 FW 大黒、赤嶺、前田
 OMF リカルジーニョ、松下
 DMF 幸野、森村
 DF キム ヨングン、平出
 GK 阿部

○FWについて
 決定力に加えて献身的な守備と意外な視野の広さも見せた大黒のレンタル終了は痛いが、外国人FWを獲得。
 昨シーズンの得点力不足対策を講じようと積極的に動いている感はあるのでそれ自体はいいのだが、
 ロベルト セザーの実力が未知数なのが最大の難点。
 元新潟と報道されているものの、公式記録を調べてみたら1試合27分間だけの出場だった。
 当時18才だったことも考えると何の参考にもならない。

○OMFについて
 大熊監督になってからスタメンに定着したリカルジーニョと、出番がなくなってしまった松下を放出。
 詳細はわからないが、松下は完全に大熊監督の構想外なのだろう。
 リカルジーニョは昨シーズンでの現有戦力ではスタメンクラスだったかも知れないが、
 はっきり言って外国人選手があのレベルでは困る。

 獲得する谷澤、ペドロ ジュニオールはいずれもJリーグで実績のある選手だ。
 谷澤はあの2008年シーズン千葉の奇跡の残留での大活躍が記憶に新しい。
 余談だがWikipediaに載っているエピソードがかなりおもしろい。これだけ見ると完全にネタキャラである。

 トーチュウによるとペドロ ジュニオールは左サイドで起用する方針らしいので
 単純に考えるとカウンター→サイド突破してクロス→中で合わせるイメージだろうか。
 そういう意味ではリカルジーニョを起用していた時とイメージは同じということになる。
 今まで東京に来た外国人選手と違って性格に難ありそうなのが心配ではあるが。

○DMFについて
 若手をレンタル放出してJ2で実績豊富な選手を補強。
 昨シーズン本職のボランチがいなくなってしまったことの反省が反映されているようだ。
 米本がオリンピック予選のため不在になることがほぼ確定している背景もある。
 2次予選が6月に、最終予選が9~11月に予定されているので、
 守備的なホベルト、攻撃的な上里の使い分けが予想される。

○DFについて
 安定感のあったヨングンが完全移籍。サイドも出来るユーティリティ性を備えていたヨングンの移籍は
 現時点での放出選手中大黒と同レベルかもしくはそれ以上の戦力ダウン。
 今のところ公式発表されているDF獲得はないが、トーチュウで柳楽智和加入の報道があった。
 J2での経験は豊富だが、実力はヨングンほどではないだろう。
 今後このポジションの補強があるかどうか注目される。

○GKについて
 第3GKを放出してその分を補強。
 権田はもう残留決定でいいのかな。シーズン中はどうなるかわからないなんて感じだったけど。


てな感じで、人数的には放出の方が多いけど、全体のレベルとしては上がっている印象。
方針はJ2で実績のある選手を獲る、ということなのかな。意外と動きが早かった。
相当危機感を持っている様子が窺える。そうじゃなきゃ困るけど。

最大のポイントは、やはり新しい外国人FWの実力だろう。
これが外れだった場合、相当苦しむことになりそうだ。

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