波瀾万丈 [ 日本代表 ]
いやすごい人生ですな、駒野の歩みは。
私が駒野を初めて観たのは
2001年のジャパンユースカップU20日本対U20チリ戦於東京スタジアム。
この試合、上記リンク先の記事中にもある通り駒野は3バックのウイングバッックとして先発出場し、
2点のビハインドを追いかける後半からは
2バッックの左ウイング(?)バックとして広大なスペースを守備に攻撃にとカバーし
(上記リンクの記事の図では山瀬、あるいは佐藤寿人が
サイドハーフとして開いたポジションを取っているように見えるが、
実際にはこんなにワイドに開いてはいない)、
そして逆転後はまた3バックのウイングバックとしてプレーするという、
恐ろしいスタミナを見せつけていた。
(後にアテネ五輪予選等でスタミナの権化のような鉄人ぶりを発揮する今野は
当時はまだ1世代下の飛び級選手であり、
スタミナ面でそれほど目立ってはいなかったと記憶している)
そんな駒野に訪れた波瀾万丈な人生。
これだけの挫折を乗り越えてよくぞW杯の代表に選ばれたと思う。
今回のW杯では、誰かがケガか出場停止にならない限り駒野の出番はないだろう。
それでも次のW杯では駒野が主力になる時が来る。
それまで、さすがにもう挫折はいいだろうから、順調なサッカー人生を歩んで伸びていって欲しいものだ。
PR