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雨上がりの駒場 [ 女子サッカー ]

今日は雨上がりの駒場でなでしこリーグディビジョン1(なで1!?)浦和対伊賀FCを観戦。

メンバー発表の直前にスタジアムに入るとメインスタンドは5、6割方埋まっていた。
浦和サポがゴール寄りの一角を占めて声を張り上げている。
伊賀の方はいわゆるコアサポはたった3人だったが、懸命に応援していた。

浦和はテクニカル。
中盤から丁寧にパスをつなぎ、代表の安藤を中心とした個人能力に優れる前線の3人が
ドリブル突破やスルーパスを仕掛ける。
1点目の柳田の鋭い切り返しからの正確なクロス、
2点目の高橋の25mロングシュート、
3点目の細かいパスとドリブルをつないで最後はゴール至近距離からフリーでシュート
と、随所に個人能力の高さを見せていた。

伊賀はミドル/ロングレンジパス主体。
FWに一度DFと競るボールを入れ、そのこぼれ球を拾って今度はDFラインの裏へFWを走らせるボールを送る。
あるいは、DFラインからボランチにボールを渡し、
サイドに開いたFWか、駆け上がったサイドハーフにミドルパスを送る。

先制を許したすぐ後の同点ゴールもその形。
左サイドに抜けようとするFWに長めのパスを出し、
相手DFが対応を誤ったところを突いてそのままゴールまでドリブルで切り込んで
小さくグランダーのクロスを入れて詰めたFWが押し込んだ。

今日の様子を見る限り、とても昨シーズン3位(伊賀)と5位(浦和)の試合には見えなかった。
が、3名の選手とプロ契約を結び、入場料も1,000円に設定(今日の観客は2,048人)して
”浦和レッズ”としての基盤を生かしたチーム作りを進める浦和の実力が現れた妥当なスコアだったと思う。

これが2強のベレーザとTASAKIに対して、どれくらい戦えるか。
次節はアウェーでそのTASAKIと対戦である。

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