大きく広がれ [ 年代別代表 ]
アジア大会ドーハ2006 2次リーグ第2戦 日本対シリアは10の勝利。
TBSにてTV観戦。
パキスタン戦とは打って変わっていい試合だった。
前半、シリアの(OA枠があるが)ホントにこいつら23才以下なのか
と疑いたくなる面相の選手達が、えらい勢いで攻めてくるのを粘り強く守って
機を見てカウンターを放つ。
後半はボールを支配、長短のパスを駆使し、かつ多くの選手が攻撃に絡み、
選手もボールもダイナミックに動く素晴らしいサッカーを披露した。
この世代は、ワールドユースオランダ2005でグループリーグを突破したものの、
1勝もしないまま大会を終えた世代だ。
極端に守備的というわけではなかったが、本田圭佑、水野晃樹、前田俊介といった
攻撃のタレントがあまり起用されず、
小さくまとまった印象のサッカーをしていたことを記憶している。
それがこの変貌ぶりである。
しかも大会参加者的にも、出場停止などの面から見てもベストメンバーではない。
にも関わらずこの内容。
指導者が変わればチームはここまで変わる。
先日の日中韓3カ国対抗戦 アウェイ韓国戦でも感じたが、この世代はポテンシャルが高い。
そしてこの試合驚いたのが運動量。
このサッカー、省エネでは実現不可能だ。
みんながみんな、恐ろしく走っていた。
特に目についたのが増田。
鹿島ではあんなに走ってたっけ。
とにかく期待してるぞ、アジア大会も、オリンピックも。
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