最上の船出 [ 女子サッカー ]
アジア大会ドーハ2006 女子予選リーグ第1戦 なでしこジャパン対ヨルダンは130の勝利。
BS1にてTV観戦。
実力差があり過ぎた。
競技人口の少ない女子とは言え、国際大会でここまで実力差がある試合は初めて観た。
ハーフコートゲームどころか、1/3コートゲーム。
ヨルダンのゴールキック。
キーパーが飛ばせないらしく、フィールドプレーヤーが蹴るのだが、これがまた飛ばない。
ヨルダン陣内の半分を超えた辺りまでしか行かないから、
日本のDFがヘディングで跳ね返すと即チャンスである。
ヨルダンが日本陣内に侵入したのが試合を通して3、4回。
キーパーの山郷がボールを触ったのが確か2回だ。
ヨルダンのFWのいる位置が、前述のヨルダン陣内の半分を超えた辺りだから、
相当引いて守っている。
それに対して日本は素早いパス回しから次々にチャンスを作った。
サイドからの崩しあり、中央突破あり、ミドルシュートあり。
実に多彩な攻撃で素晴らしい内容だった。
ただ、格下の相手に素晴らしい内容を披露出来るのは何度も観て分かっている。
問題は同格以上と当たって厳しいプレッシャーにさらされた時に、
簡単に自分達のサッカーが出来なくなってしまうことだ。
ワールドカップ予選プレーオフに向けて、この大会でその弱点を克服しておきたい。
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