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とりあえず出場権獲得 [ 年代別代表 ]

オリンピック北京2008アジア地区最終予選 国立での日本対サウジアラビア。
0-0でオリンピック出場権を獲得した。

今回はカテゴリー3のバックスタンド上段、アウェイ側のファミリーシートの隣だった。
試合開始30分前に到着した時にはバックスタンドの指定席はガラガラ。
でも後から来るわ来るわ、おそらく大多数は会社帰りのファンが。
試合が始まる頃にはあらかた埋まってた。
こりゃひょっとして5万行くか、と思ったくらい。
皆さん寒風吹きすさぶ中お疲れ様でした。

結局無失点に抑えてめでたく出場権を獲得したが、
今日の試合はどこかで1点を取っておくべきだったと思う。
FKを直接決められるかも知れないし、
最初の決定的ピンチのように自陣でのミスから点を失うかも知れない。
確かにこのチームの守備は固いとは思うが、この大一番でその辺の
点を取りに行くことのリスクの考え方が反町監督と私では違うのだろう。

まぁわからないでもない。
このチーム最大の弱点は点が取れない(決定的チャンスを作れない)ことだが、
そういう計算できないものを当てにするより、計算の立つ守備を軸に考える方が合理的と言えばそうだ。

この試合のひとつのポイントして、水野のポジションがあったと思う。
相手のオフェンシブハーフがかなり高い位置を取って来て、ウイングハーフの水野は
相手の左オフェンシブハーフのマークを担当してかなり下げさせられていた。
攻撃に移った時のポジションが低いので、なかなかいい形で攻撃に絡む機会が少なかった。

また、右ウイングハーフの水野がDFラインに吸収されているので、
相手の左サイドバックが上がって来た時のマークはトップ下の柏木が担当するために中央が空く。
そのスペースを相手のボランチが使っていた。

このバランスの悪さと、攻撃の際柏木に加えて水野が絡んだ時はかなり良い形を作っていたので
サイドバックを入れて水野のポジションを上げたいと思っていたのだが、結局反町は動かなかった
(後から相手ボランチの位置でのボールにはFWか青山敏かが当たるようにしているようだったが、
あれは指示があったのだろうか)。

この辺に考え方の違いが具体的に表れている。
水野は守備でもそつなくやっていたし、回数が少ないとは言え、チャンスにもそれなりに絡んでいた。
水野の攻撃力が、守備機会が増えることでいくらか削がれることがあっても、
守備面で破綻さえなければあえて布陣を変える必要はないという判断だったのだろう。
私なら、水野の攻撃力を生かすために守備の選手を入れようと考える。

ただ、攻撃面で攻撃陣のタレントが生かされていないのが現状であり、
その最大の原因は、反町の消極さだと思う。
そこを改善しないと、このチームが本大会の決勝トーナメントに進む可能性は
現時点では1%もない。

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