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つらりつらり [ 年代別代表 ]

オリンピック北京2008 2次予選 日本代表対マレーシア代表は2-1で勝利。
フジTVでTV観戦。

相当ピッチ状態が悪いんだろうなと思いながら観ていた。
だからある程度ミスが起きるのは仕方ないと言えるが、相手を考えてみよう。
マレーシアである。
サンドニでのフランスと日本くらいの差を見せつけて欲しかったと思うのは酷だろうか
(もちろん、フランスと同レベルに達しろと言っているのではなく、あくまで相対的に、である)。

逆に向こうの方がハイレベルだった技術もある。
シュートの精度だ。
往々にしてマレーシアのシュートは遠目からで、しかも体勢の整っていないことが多かったが、
彼らはきちんと枠に飛ばしていた。
枠に飛ばない日本と対照的だった。
なんてこったい。

あと気になったのが、「いいや、パス出しちゃえ」みたいな
こらえ性のないプレーが多かったことだ。
言い換えるとボールを丁寧に扱っていない。

解説の風間はDFラインが上げられない理由として、相手FWが高い位置に残っているから、
と指摘していたが、それはない。
FWがいるからなんつってたら誰だろうとどんな試合だろうと上げられない。

DFラインが上げられないのは、
 中盤で相手が良い形でボールを持っている時
 相手FWが良いタイミングで裏へ走れる時
この2つの条件がそろった場合だ。

要は中盤でのプレッシャーをかけられていないからなのだが、これはニワトリと卵の関係で、
そもそもDFラインを上げて来ないと中盤をコンパクトに出来ないから
プレスをかけようとすると多大な運動量を必要とするという話もある。
この辺で中田と宮本はもめていたわけだ。

対処法としてはFWのプレス開始位置を低めにするという手がある。
中盤をコンパクトに保つだけだったら何も高いラインでなくてもいい訳で、
FWの位置からDFラインまでのゾーンを全体的に低めに保てば解決する。
その場合、攻撃の際には積極的に相手DFラインの裏へ飛び出すことが必要になる。

また風間は、スペースに走るんじゃなくゴールに向かって走れ、
なんてことも言っていたが、それもないだろう。
と言うか、風間とはサッカーに対する考え方が根本的に異なっているようだ。
サッカーとはスペースの奪い合いである、そう考える私とは相容れないサッカー観である。
きっと私と風間が一緒のチームになっても、互いにコンセンサスを得られず、
納得出来ないまま試合を重ねるに違いない。

次はシリアだが、シリアは2週間前にアウェイで3-1でマレーシアを下し、
日本と勝点、得失点差で並んでいる。
今の日本はホームでは勝ったとしても、アウェイではどうなるかわからない、そんな危うさがある。
今回のオリンピックは2次予選から楽しめそうだ。

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