長い戦いの終わり [ 女子サッカー ]
女子ワールドカップ中国2007 予選大陸間プレーオフ第2戦 なでしこジャパン対メキシコは1-2で敗戦も
2戦トータル3-2でワールドカップ出場決定。
TV東京でTV観戦。
苦しい戦いは予想していたが、これほどとはという、解説の松田岳夫の言葉通りの試合だった。
日本は、地理的条件に加えてメキシコの圧倒的な前への圧力の前に押されまくり、
攻撃は寸断され、守っては後手後手にまわって次々とフリーで仕事をされる。
ハイプレッシャーの中だと判断力が低下してしまうのは以前からの課題だったが、
これ以外にも、酸素の希薄さと高い気温が予想以上にプレーに影響を及ぼし、
目を疑うようなプレーが続発した。
1失点目となったPKは、宇津木が意味不明の体当たりをくらわせたものだし、
2失点目はクロッサーに全くプレッシャーがかからなかった上、
CB2人のマークが重なってしまい、しかもボールに対してかぶり、
最注意人物であるドミンゲスにフリーでボールを受けさせてしまった。
ほかにも、フリーなのにどこに蹴ってるのかわからないボールを出したり、
簡単にタッチラインを割ったり。
まさに予想外だった。
それでも日本はワールドカップ出場を勝ち取った。
今はただ、様々な形でのプレッシャーをはね除けて戦ったなでしこジャパンに
ねぎらい賞賛の言葉を。
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