40,114 9.5% 40,266 [ Jリーグ ]
古新聞の整理をしていたら、朝日新聞のJリーグ開幕別刷特集が出てきた。
初めて目にするので、どうやら見落としていたらしい。
その6面に、なかなか衝撃的な記事が掲載されていた。
Jリーグの観客数に関する記事だが、新潟が巨人の人気を上回ったというのである。
昨シーズンの1試合平均観客数 新潟の40,114人に対して、巨人が40,029人。
新潟が85人多い結果だったからだ。
もちろん試合数が大きく異なるので単純比較は出来ないが、
1試合平均観客数という決して軽視出来ない指標の一つにおいて、
スポーツ不毛の地と言われていた新潟の数字が
全国区の巨人を凌駕したことは事実以外の何物でもなく、驚くしかない。
しかも新潟は当初、招待券を配りまくって集客していたことで有名だが、
2/20に公開された05年スタジアム観戦者調査報告書によれば、
調査当日、チケットの入手方法を問う質問に「招待券をもらった」と回答したのは9.5%に過ぎない。
J1の18クラブ中、3分の2にあたる12クラブが2ケタを越える中で、低い数値なのだ。
もはや、年間の入場料収入を観客数で割ったら1,000円を切っていた頃の新潟ではない。
今シーズンのホーム開幕戦となった第2節東京戦の観客数は、40,266人。
昨年平均を152人上回り、昨年の開幕戦観客数を約5,000人上回る上々の滑り出し。
もしかしたら、本当の”新潟現象”はこれから始まるのかもしれない。
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