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世界一報われない仕事 [ FC東京 ]

審判てのは報われない仕事だ。
良いところは目立たず、悪いところばかり目立つ。
非難の声はあっても、賞賛の声はない。
だから審判というのは、報われない仕事を引き受けてくれる奇特な、
見方によっては最もサッカーを愛している人種なのだ。

そう思うから、私は、
審判に対して不満の意を示すためにブーイングはしても、罵声を浴びせたりはしない。

だが、やはり向き不向きがあるのだ。

スタジアムの同じような場所で観ていても、あるいはテレビで同じ画面を見ていても
細かいプレーや動きの中のプレーが見分けられる人と、そうでない人がいる。
例えばDFの足はボールに行っているかどうか、混戦の中でヘディングシュートを打ったのは誰か、
上に外れたシュートにキーパーは触っているか、今のパスは足のどの部分で蹴っているか。

違いは動体視力、そしてサッカー的動きをどれだけ見慣れているか、だろうか。
今日の東京対横浜の主審は動体視力、習熟度両方ともダメだ。
なんであんな人がJ1で主審が出来るのか、不思議なくらいである。
(ちなみにテレビ解説者の中で最も良い目をしていると思われるのが、木村和司である)

主審は足りない技術で精一杯職務を全うした。
責任は、能力不足の審判を登用したJリーグにある。

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