一朝一夕にならず [ FC東京 ]
お盆休み明け、鹿島へ行ったおみやげを同僚にあげた。
鹿島神宮で買ったまんじゅうである。
あげた同僚は最近一緒に仕事をするようになった、これまであまり接触のなかった人だ。
お盆休み前に歓迎会のようなものをやってもらった時に
私はサッカー観戦が趣味であることは話しており、
その週末8月8日には味の素スタジアムに行くと言ってあった。
彼はサッカーならさいたま在住なので浦和を応援していると言っていた。
ただ、彼はどちらかと言うと野球ファンであり、どの程度の浦和ファンなのかはわからない。
お土産を渡す際、
「カシマスタジアムへサッカー観に行ったついでに鹿島神宮へお参りしましてね」
と言うと、彼は
「あー鹿島かぁ」
という反応だった。
言外に”この人鹿島サポだったか”と言っているのである。
ちょっと待て、先々週は味スタに行くと言っただろう。
単にカシマに行ったという情報だけならそういう早合点もわかる。
が、私は東京在住で味スタに行くと言っているのである。
それでFC東京という名前が全く出て来ないところに、FC東京のマイナーさを感じる。
今回のようなケース以外にも、単純に東京サポだと言うと
大抵「へー」と半分驚き、半分呆れが入った反応をされる。
物好きだねと。
やっぱりマイナーなんだなと思わされるのである。
ナビスコ杯2度優勝くらいじゃ一般的にはまだまだということだ。
先は長い、と思うと同時に、歴史を作っている途上に立ち会っていると思えば、ちょっと誇らしい。
ま、ゆっくり行こうよ。
上にはいら立ちのようなものを書いたけど、個人的にはそんなに焦ることもないと思う。
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