ゴール裏の人種 [ FC東京 ]
4/6(火)、「ゴール裏のファンのみなさまへ」と題された声明がFC東京から発表された。
私としては、昨年の日立台でのピッチ乱入事件の時と同様、クラブ側の対応を尊重したい。
しかし気になることがひとつある。
それは、東京のゴール裏には、クラブが考える種類以外の人間が多くいるのではないかということだ。
ピッチ乱入事件の時も今回も、クラブ側は罪を犯した者に対して自主的な反省を促してきた。
クラブの声明からは、その者たちを、その場の勢いで罪を犯してしまったが
基本的にはFC東京を愛する”仲間”として捉えていることが窺える。
しかし一方で、クラブにそれほど愛着を持たない、騒ぐことを目的として
スタジアムにやって来る者たちがいることは、実際にセレッソサポーターを騙った集団が
セレッソのアウェイゲームで蛮行を働くなどの事件によって既に知られていることである。
こういったプチフーリガンとも呼べる人種が東京のゴール裏にいたとしても、何ら不思議はない。
クラブ側の、罪を犯した者の善意を前提とした対応は、
サポーターにとってみれば、サポーターをクラブと対等に扱ってくれる寛容な対応と言えるが、
プチフーリガンにとっては温床となってしまう。
FC東京がサポーターに寄せる信頼を、屁とも思わないプチフーリガンの存在。
私の杞憂であればいいのだが。
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