熱狂と落胆と [ 日本代表 ]
W杯アジア地区最終予選第3戦対バーレーンは1−0の辛勝。
ジーコ監督就任以降、代表に対して冷めた視線を投げかけていた私も、
さすがに試合開始前後は燃えた
(それよりもっと前、香取慎吾がTVの収録のためにスタンドの近くまで来た時に、
ゴール裏の住人が殺到したのにはかなり萎えたが)。
でも最終的には今回の日本代表の戦いぶりも、私の見る眼を変えさせてはくれなかった。
イヤな目のやまかんさんは次のように書いている。
それ(グランドデザインを描かないやり方)が日本代表の根源的な部分、戦術やら采配やらといった鎧を剥ぎ取った本質的な部分を鍛えてくれたのだとしたら、ジーコに感謝しなきゃならんかな。ジーコは天然タイプの天才であると考えている私には、
小細工を駆使して勝利する日本代表ではなく、もっともっと人間臭いところで相手を凌駕する日本代表が観たいっていう欲望は、確かにあったわけだし。
彼があるメソッドにのっとってやっていないことは既に既定の事実である。
だからたとえ”本質的な部分”が鍛えられたのだとしても、
それが後代に受け継がれないであろうという意味において、やっぱりジーコのことは評価できない。
あんまり批判ばっかり書くのは、セルジオ越後みたいで嫌なんだけどな。
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