気温34°下の差 [ 日本代表 ]
アジアカップ2007 1次リーグ第1戦日本対カタールは1-1の引き分けに。
惜しかった。
遅れて帰って来て、TVをつけたのは前半20分頃。
目に入って来たのは選手が全く動いてなくて、
DFラインと後ろを向いたボランチの間でパスを回すだけという、
3年前にタイムスリップしたかのような日本の戦いぶり。
聞けば気温34℃ということで、かなり省エネモードだったか。
それでも後半に入ると徐々に動きが生まれて来て、良い形を作れるようになった。
流動的というほどではないが、各々が少しずつ動きの量を増やして
適切なタイミングで縦のポジションチェンジなどを繰り出せるようになり、
後半20分過ぎの羽生投入前後をピークとして日本らしいサッカーを見せられたのが、
やはりジーコ監督時代と違うところだ。
先制の場面もさすがといった感じ。
あんな詰まった状態から、さらにDFを崩してクロスを上げて得点を生むなんて、
例えば今の東京には出来ない芸当だ。
アシストをしたのが今野というのが皮肉だが。
結果的に引き分けに終わったのが残念ではあるが、
今後の活躍に期待が持てる試合だった。
PR