つらく悲しいこと−日本代表批判 [ 日本代表 ]
ネット上でも、ネット以外でも日本代表(監督)批判をしているが、
そんなことはドーハ以後からの短い観戦歴とは言え、初めてのことだ。
いや、ドーハ以後だからこそなのか。
オフト就任以降の日本代表は、多少の波はあれ、常にステップアップしてきた。
日本は強くなったのだ。
アジア枠が2だった94年アメリカ大会予選は、3位。
アジア枠が3.5だった98年フランス大会予選も、3位。
日本はアジアのベスト4に入る実力を持っている。
例えそれがワールドカップの予選という厳しい戦いにおいても。
選手個々の能力を組み合わせた時、1+1=2というように単純な足し算でなく
1+1=2.5あるいは3となるように戦うことができれば、アジアカップレバノン2000のように
素晴らしい内容を伴って優勝することもできる。
我々サポーターが、アジア枠4.5の06年ドイツ大会予選の突破を
当たり前のように考えているのは、至極当然のことだ。
況や1次予選においておやである。
ジーコが監督としての能力を有していないことはもはや明白だと思う。
人間性の問題や、方向性の良し悪しをおいて、単純に監督の能力を問うた場合でさえ。
ジーコに対して、私はいまや不信感の塊だ。
辞任にしろ解任しろ、どんな形であれ早く交代して欲しいと思う。
そのためには良い結果が出るのは好ましくない。
代表を応援しているはずの私が、いつの間にか悪い結果を願っている。
悲しいことだ。
チェコ戦の主審が、45分が経過する前に試合を終了させたのはなぜだろう?
ジーコのことを”いっつも調子のいいことばっか言ってるおっさん”
としか見えなくなっている私には、彼がその顔を利かせて
ピッチ外での仕事を果たしたのかと穿った考えにまで及んでしまう。
日本代表の試合にそんな思いを抱くなるようになるとは、考えもしなかった。
本当につらく、悲しいことだ。