会見から読み取るOA枠考察 [ 年代別代表 ]
U23の欧州遠征メンバーが発表された。
この記事で目に付いたのは、栗原の初選出や森崎和の復帰ではなく、
オーバーエイジ枠について言及されている部分である。
> 山本昌邦監督は会見で、24歳以上のオーバーエージ枠の選手は
> ワールドカップ(W杯)予選のインド戦(6月9日)後まで招集しないと明言した。
これから読み取れることは、OA枠で呼ぼうとしている選手は、
A代表の主力クラスであろうということだ。
(ジーコもアジアカップより五輪が重要だとして、全面的な協力を表明している)
主力以外の選手を想定しているのなら、なにも遠慮して6/9まで待つ必要はない。
合流は早ければ早いだけ良いに決まっているからだ。
山本監督の、左サイドに根本ではなく森崎浩、右サイドに石川でなく徳永を
好んで起用した実績から判断すると、OA枠は守備を固めるために使ってくるだろう。
よって内わけはMF1人、DF1人、GK1人。
ただしMFは、守備的MFの鈴木啓太と今野のコンビが充実しているので攻撃的な選手。
すなわち経験豊富だが、五輪の経験はなく本人も出場を希望している小野。
DFは、以前明神とともに合宿に呼ばれた宮本。
GKは、1stチョイスは言うまでもなく楢崎だが、将来性を見込んで曽ヶ端もあり得る。
しかし山本監督が判断を仰ぐと言っていた、日本サッカー協会の五輪に対する位置付けは
公式には報道されていないが、もう決まっているのだろうか。
状況証拠からは「育成よりも結果を重視」だが。
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