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アジアの盟主へ [ 女子サッカー ]

アジア大会ドーハ2006 女子準決勝 なでしこジャパン対韓国は31の勝利。
BS1にてTV観戦。

予選リーグ最終戦だった中国戦に続いての完勝だった。
中国が格下に見えるくらい完璧だった前試合ほどではなかったが
攻守両面で韓国を上回った。

それにしてもなでしこジャパンはきれいなサッカーをする。
アジアでは間違いなくナンバーワン。
世界的に見てもなでしこジャパンのサッカーの質は高いレベルにあると思う。

女子サッカーの強豪は、現在のFIFAランキング上位を占めるドイツ(女子W杯USA2003優勝)、
アメリカ(五輪アテネ2004優勝)を筆頭に、体格のいい国が多い。
アテネ五輪で準優勝に輝いたブラジルは、女子サッカー界では発展途上国であり、
この準優勝が世界大会での最高の成績だ。
アジアのトップ2である中国と北朝鮮も、フィジカルの強さを前面に出した戦い方をする。

結果に対して、男子では体格はそれほどのウエイトを占めないが、
女子においてはそれがかなりの部分を占めるのである。
やはり女子サッカーがまだまだ成熟の過程にあるということだろう。
必然的に戦術的にも、古風なキック&ラッシュを採用している国が多い。

そんな中で、なでしこジャパンのサッカーは異色とも言える。
テクニックと俊敏さ、豊富な運動量とパスワークで相手DFを崩し、ゴールに迫る。
見せてくれ。決勝でもそんな高質なサッカーを。

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