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サイドを破ってクロスを上げろ [ サッカーゲーム ]

EWETその4。
0506シーズン開幕。

フリー移籍で獲得したFWフェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリー)、
OMFダッラ・ボナ(レッチェ)、CBアダイウトン(レンヌ)が加入。
そして移籍金2億を払ってPSVからファン・デル・スハーフを獲得。

フェルナンド・トーレスはダメ元でスカウトに”強気で交渉”させていたら獲れてしまった。
年俸2億円はマルセイユでは高給取りに入るが、払えない額ではない。
ダッラ・ボナはチーム内にパサータイプの選手があまりいないので獲得。
マルセイユのオフェンシブな選手には突破系ドリブラーとスピード系ストライカーが多い。

アダイウトンは高齢化の進むCBの補強。
ファン・デル・スハーフの本職はDMFだが、左右両方のポジションをこなせる器用さと
そこそこの身体能力、パス、ドリブルスキルを買って、守備的SBとしての起用を想定して獲得。
リザラズの穴はオレンベとファン・デル・スハーフで補うという腹積もりである。

そして今シーズンは何と言ってもチャンピオンズリーグがある。
昨シーズン優勝を飾ったマルセイユは本戦のグループリーグから出場。
当然楽しみにしていたのだが、いざ本戦が始まってみたらビビった。
同組の他チームは、バルセロナ、ユベントス、バイエルン・ミュンヘンなのだ。
勝ち抜き出来るわけねーっつの。
それどころかグループ3位も現実味が感じられない。

考えてみれば当たり前だ。
EWETの中のCLは4グループしかない。
その中に一つ入る弱小チームが要はうちなのだ。
マルセイユは草刈られ場である。

シーズン入りする前に、SMFを生かしてサイドを破ってクロスという戦術を実現しようと考えていた。
昨シーズン半ばからやっていたボックス型の442で、サイドをもっと開き気味にして
単独ドリブルもしくは、DMFあるいはSBとのコンビネーションでサイドを破る。

昨シーズンはSMFオレンベからの早めにFWに当てるパスから
2トップのコンビネーションで中央突破する形が多かった。
それはそれでいいのだが、クロス→ズドンというゴールが見たい。
それだけである。

だがこれがうまく行かない。
サイドの選手(主にシェイルとフィオレーズ)がボールをもらう位置が低すぎて破れない。
いつも詰まった形で攻撃していて、スペースを突くことがなかなか出来ない。

サイドを離れ小島のように思いっきりサイドに張り出してポジションさせてみたが、
1試合に何度かはいい形になるものの、そこからのクロスが良くないので得点が生まれず、
その上あまりにも端っこにいるので試合に関わることが少ない。

そんな試行錯誤をやってるもんだから当然リーグ戦の順位は上がらない。
4位から6位あたりをうろうろしている。
失点は相変わらず少ないが、なにせ得点が奪えない。

CLでも似たような展開だった。
負けはするが大量点を取られることはなく、1点差。
バルセロナとはホームで11引き分け。アウェイで12の負け。
ユベントスとはホームで12の負け。アウェイで01の負け。
バイエルンとはアウェイ11で引き分けて迎えたグループリーグ最終節。

グループリーグ3位のバイエルンは0勝3分2敗で勝点3。
グループリーグ4位のマルセイユは0勝2分3敗で勝点2。

マルセイユはバイエルンに勝たなければ最下位。
UEFAカップ予選に回る権利も失う。

マルセイユの布陣は右SMFでキープレーヤーのフィオレーズが大きくサイドに張り出す。
ボックス型の442ではなく、右サイドが下がりめの433に近い攻撃的布陣。
アホみたいにサイドに張り出すと試合から消える時間が長いので、
その辺は微妙に調節している。
だがこれが万全というわけではない。
勝たなければ意味がない試合において、やむなく採用したシステムである。

試合は互いに一進一退。
マルセイユは右サイドのフィオレーズが何度かチャンスを作るが、やはりいいクロスが上がらない。
とは言っても全く機能していないわけではない。
フィオレーズを含めて中盤の選手のポジションをちょこちょこ変えてみて
中盤の主導権を奪おうと試みる。

それでも試合が動かずに来た後半30分。
フィオレーズが右サイドでボールを受けてそのままペナルティエリアへ侵入、
角度45度から右足で放ったシュートはカーンの手をかすめゴール左のサイドネットへ突き刺さった。

その後マルセイユが守りきり、ホームでバイエルンを破って勝点3をゲット。
最終節で逆転してグループ3位に浮上、決勝トーナメント勝ち抜きはならなかったものの、
UEFAカップ予選への出場権を手にしてCLを終えたのだった。

結果的にフィオレーズが試合を決めたので、ある意味戦術がはまったのだが、
当初考えていたサイドからクロス攻撃は達成できていない。
目標もリーグ連覇とUEFAカップ優勝に切り替え、マルセイユは後半戦に臨む。

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