忍者ブログ[PR]
蹴唯雑音 忍者ブログ

[PR] [ ]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

世界最大の弱小国の早熟のゴールキーパー [ その他サッカー ]

カザフスタンを「世界最大の弱小国」と評する宇都宮徹壱
FIFAランキング149位、1,500万人の人口、272万5000平方キロ(日本の約7倍)の国土。

欧州でカザフスタンの下にいるのは、リヒテンシュタイン(144位)とルクセンブルク(155位)、そしてサンマリノ(165位)のみ。人口が2万8000人から45万人という、いずれもミニステートばかりである。
なるほど、うなずける。
五輪予選やアジアカップで日本を苦しめたバーレーン(50位、69万人、709平方キロ(奄美大島とほぼ同じ))、
そしてヨルダン(40位、548万人、9.8万平方キロ(日本の1/4))と比べてみると余計際立つ。

だが、宇都宮のコラム中にもあるように、
フランス大会最終予選時のカザフスタンの印象は、そんなものではなかった。
それが、W杯予選とアウェイでの親善試合というモチベーションの差によるものなのか、
カザフのレベル低下によるものなのかまでは言及されていない。
ぜひ知りたいところだが、そこまで判断できる材料がないのだろう。

ところで、カザフスタン代表と言ってW杯予選よりも印象に残っているのが、
シドニーオリンピック最終予選におけるカザフスタン代表GK、ダビド・ロリヤである。

当時若干17才にも関わらず、U22の代表で正キーパーだったロリヤは
日本戦2試合でスーパーセーブを連発、その後のW杯予選などで日本と対戦する時に
大きな壁となって立ちはだかるであろう末恐ろしさを感じさせた。

そのロリヤも今年で24才。
今回の来日メンバーに入っていなかったのは非常に残念だった。
当時のロリヤを思い浮かべれば、昨日のカザフにはもったいない気もするが。
彼はその後どうしているのだろう。
W杯欧州地区予選で列強を前にゴールを死守するロリヤの勇姿が見られる日を
密かに楽しみにしている。


付記
 本記事を書いている途中で、2001年にUEFA加盟する直前に大阪で行われた
 第3回東アジア大会(東アジア地区のオリンピック)に
 ロリヤがカザフスタン代表として来日していたことを知った。
 シドニー五輪予選の2年後である。
 日本が大学選抜チームで臨んだことからも、おそらく年代別代表であろうと思われる。
 
 ちなみに、日本の大学選抜チームには、現在J1で活躍する坪井、平川(浦和)、
 羽生(市原)、深井(鹿島)らがいて、優勝を果たしている。
PR



●Thanks Comments

●この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
E-mail
URL
コメント
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード ※投稿者編集用
非公開? ※チェックすると管理人にしか見えません

●この記事へのトラックバック

TrackbackURL:
言葉と、言葉以外のものを求めて | MAIN | 三方一両以上の損