ホンマヨシカの指摘 [ その他サッカー ]
ホンマヨシカはウルトラスの中にフーリガンがいる、という考えのようだ。
ウルトラスは自分の町のサッカーチームを応援する応援団なのだが、多くの若者たちは集団で騒ぐことが目的だけで組織に入っているようだ。
昨日引用したブッフォンは、暴走してはいるもののあくまで彼らはサポーターであり、
基本的にはチームの勝利を願う存在であるという認識に立っていた。
それはこのコメントに現れている。
-ウルトラスに言いたいことは?
「こうすることで、サッカーが死につつあるということだ。そして、それは君らウルトラスだって望んでいることじゃないはずなんだよ」
この点以外においては、2人の論はおおむね似通っている。
さらにホンマヨシカは、新たなキーワードが登場させてより深く考察している。
バンダリズムと事なかれ主義。
元を辿って行けばやはり社会の問題に行き着く。
バンダリズムから浮かび上がってくるのは社会の閉塞感だし、
事なかれ主義を招いているのは社会の風潮とイタリア人の気質だ。
しかしこれ、あながち日本人は楽観していられない問題だ。
格闘技界はその筋から多大な影響を受けているし、
カシマスタジアムではスタジアム内ゴール裏で
公然とダフ屋行為を働くその筋の人間を見て見ぬ振りをしていた
(今は排除されている)。
これらは日本人の事なかれ主義が招いた事態であると言えるだろう。
カターニアでの暴動はかなり極端な例ではある。
だがその根本理由を見ると、日本にとっても決して対岸の火事ではない。
PR