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ブッフォンの指摘 [ その他サッカー ]

カターニアで起きた暴動について、ブッフォンが結構踏み込んでコメントしている。

”サポーター”なのか”フーリガン”なのか?

-それらのおかしな人たちが、本当にサッカーに興味を持っていると思いますか?

「全員にとって、ウルトラでいることは生きていく方法の1つなんだ。仲間になって、日常から抜け出すためのね。僕の時代もそうだった。違うのは、当時は唯一のミッションは応援することだった、ってことだ。今は警官やサッカー連盟、ライバルチームのサポーターを攻撃することになってしまっている。政治活動をしたりね。とにかく、1つ言いたい。オランダ人のようになっているんだ。今はインターネットで簡単になっている。ある場所で約束して、お互い殴りあっている。石を投げたり、グループ内で叩き合うことが勇気のあることだと思っているのなら、間違っているじゃないか」

クラブとウルトラの関係について。
-では、クラブの責任というのは?

「サポーターと妥協しようとしてきた。時には役に立ったよ。マンチェスターでやったミラン対ユーヴェ戦とかみたいにね。ボスが呼ばれて、『何も起きてはいけない』って言われたのさ。実際にそうなっただろ。でも、時にはそれが行き過ぎになった。特に、金が絡む関係においてね。もしくは、メッシーナでは彼らが監督を解任に導いたりもした。あってはいけないことだ」

私は当初、この事件はいわゆるフーリガンによるものだろうと踏んでいたが、どうやら違ったようだ。
過激なサポーター、ウルトラの行き過ぎた行為ということらしい。
しかし、ここまで来ると末期的であると言わざるを得ない。
サポーターが意図的に混乱に乗じて警官を襲撃、殺害するなどとは。

イングランドやオランダでフーリガンが暴れ回った時と比べて、
サポーターであるという点において、根が深い問題かも知れない。
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