自浄作用は働くだろうか [ FC東京 ]
J1第10節 東京対川崎は2-5の惨敗。
5点差になっても、選手たちは本当によく戦ったと思う。
だが悲しいかな、この点差が今の実力差だと思って間違いない。
川崎の、攻撃に関わる選手たちが有機的に絡む動きは素晴らしい。
俺が動けば必ずボールが来る、あるいは空けたスペースを誰かが必ず使ってくれる。
そんな高い確信レベルがプレーの基盤にあるから、全力でダッシュが出来る。
だからこそあれだけ高速の攻撃が繰り出せるのだ。
そしてどんな動きをすればディフェンスが嫌がるか、
付いて来れないかを考えながら動いている。
それに加えて動き直しを何度でも厭わない。
同じように切り替えを速くしたショートカウンターでも、
東京のはチャンスにならなくて、川崎が撃つと決定的チャンスになるのは
どうしてだと原監督は思っているんだろうか。
そういうところをちゃんと見ないで入り方のせいにしてるから
前が詰まった状態のパスしか出せないし、苦し紛れのパスをインターセプトされる。
ディフェンスも、動きを工夫されると対応できずに翻弄されてしまう。
残念ながら、原監督ではもう限界だろう。
少しずつ勝点を拾って残留ラインをうろうろするのが関の山。
原監督は”5年目”なのだ。
フロントの早期の決断を望む
(言うまでもなく、最大の責任は原監督を招聘したフロントにある)。
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