特別販売 [ FC東京 ]
クラブからの自由席ソシオ宛てのメール便の中身を見て思ったのは、
今回のは確信犯だなということ。
特別販売の件を一般販売前にアナウンスすると、
ソシオという、クラブに対して一定水準以上の愛着を持った人間の
チケ取りへの参戦を、最初から抑制することになる。
そうなれば当然、全体に対して占める東京サポの総数が減少する。
ソシオサポ以外+ソシオサポ
ソシオサポ以外
(実際にはこんな簡単な構図にはならないが)上記2つのどちらがより多くのチケを取れるかは自明だ。
2つの間でチケを入手する困難さには大差ないだろう。
運良く一般販売で取れたソシオは特別販売チケと重複することになるが、
うまく分配してサポの総数を増やしてくれと。
意図はわかる。
が、チケ取りに情熱を傾けて労苦を厭わなかったソシオほど徒労感が募っただろう。
本来なら選択肢があるのに、情報を与えないことでソシオを動かそうとするのは
誉められたことではない。
その程度のことでクラブに対する愛情は衰えないのだから尚更、とも言える。
私はと言えば、LEncore会員先行予約でチケットを確保した。
今回のために急遽なったのではなく、以前から会員だったので
インターネットで30分くらい粘ったら取ることが出来た。
今回は大いに役立ってくれたが、LEncore会員の権利を行使したのは、3年目で初めてである。
ロッピーでアウェイチケを買う時に、住所氏名電話番号をタッチパネルで入力する手間が省ける
というだけの理由で、私は年会費1,500円だかを払い続けているので
はっきり言って人にはお勧めできない。
言い換えれば、サッカーファンにとってLEncore会員であるメリットはほとんどない。
金曜の夜に私と先行予約枠を争っていた相手は、大半がゲッターだったんだろうと思われる。
とすれば私の行動はゲッターに渡るチケの数を少しでも減少させた、ということになるわけだが。
一言でも説明があれば、こんなことぐじゃぐじゃ考えたりはしないんだけどな。