大団円はお預け [ FC東京 ]
Jリーグ第11節 大宮戦は33の引き分け。
連敗ストップも、勝点3奪取はならず。
今まで苦境に陥った時の東京は、泥臭くボールを追うことで、その苦境を脱することが多かった。
東京にとっては原点回帰が最大の活性剤だった。
回帰しようにも原点というものが曖昧だったり、あるいは戦う集団になりきれないで
ズルズル引きずってしまうチームがある中、
諸々の意味をひっくるめてそれは強い、ということなのかも知れない。
選手の決意表明を配布し、まさに背水の陣で臨んだ今日の大宮戦では
残り数10秒というところで大団円を阻止されたわけだが、
今までかなりの確率でうまく行っていた原点回帰という手段が
そりゃそう思い通りに行かないこともあるよなぁと思う。
横断幕にあったように、”VIVA東京 たとえ敗れようとも”であり、
かようにチームの負けということに対して淡白な私であるが、
勝てないことで苦しむ選手の姿を見るのはやはりつらい。
我々がどんな感想を持とうとも、おそらく最も勝利を渇望しているのは選手たちであろうからだ。
選手が苦しむ姿を見たくないから、選手に頑張れと言う
なんだか矛盾しているけどね。
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