反省、そして再確認 [ FC東京 ]
ナビスコ杯予選リーグ第2節、東京は2−1で鹿島に勝利。
今日は事情によりMXTVの中継をビデオで観たが、
遠征に行かなかったことを大いに後悔させられた。
諸般にわたる事情があるにはあったのだが、いずれも決定的なものではなく
数難を排して行くことは可能であっただけに、なおさら残念だった。
数難を排する努力を怠った理由には、
ここ数試合の戦いぶり、代表組の不在、対戦相手の地力を考えると
良い試合が観られるとは考えにくかったことが大きい。
いわば私は東京の選手たちを信頼できていなかったわけだ。
だが、彼らは結果だけでなく内容でも信頼に足るチームであることを証明し、
信頼していなかった私に反省を促してくれた。
嬉しい限りである。
今回は歓喜を共にする機会を逃してしまったわけだが
できるだけ現場に行こうという思いを持っているのは、
なにも良い結果や素晴らしい試合を見んがためだけではない。
スタジアムに行けば、なにかしらひとつは小さくとも心に残る体験がある、
そう感じているからだ。
それは90分の中のワンプレーであったり、
たったひとつの声援であったり、
運営側のちょっとした心遣いであったりする。
その何かを求めて、私はスタジアムへ足を運ぶ。
チームへの信頼と静かな闘志を胸に。
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