代表監督”育成”の必要性 [ 日本代表 ]
日本代表右ウイングバックの西がFWに抜てきされた。初日練習前のピッチ上でのミーティングで、
いきなりジーコ監督から「FWが少ないから西は今日からFW」と告げられると、両手をたたいて笑う選手が続出。
アホ過ぎる。笑えるけどね。
人数が少ないなら追加召集すりゃいいだろ。
何が悲しゅうてアジアカップ直前、はるばる中国は重慶まで赴いた先で
こんなおっさんの天然ボケをブチかまされなきゃならんのだ。
時折炸裂する天然ボケに加えてジーコがこれまでに披露して来た数々の”偉業”すなわち、
言行不一致、硬直的な選手起用、戦略性のなさ、
コンディションやモチベーション調整の失敗に代表されるチームマネジメント上の不手際が
引き起こされる最大の理由は、監督業に対してド素人である、これに尽きる。
KET SEEさんはブログで
「アジアカップでベスト4に入ったら、解任を唱えることを止める」こととしたいと思います。
と表明しているが、私はたとえベスト4に入っても解任を唱えることは止めないだろう。
ド素人監督がたまたま出した結果を信じて、日本代表の未来を引き続き託すわけには行かない。
KET SEEさんは今回の”苦渋の”意見表明に踏み切った理由に、
「擁護派、解任派のサポーター同士の対立が酷く、このままの状態は良くない」
というような意味のことを述べている。
が、幸いにと言うか、私の実生活上およびネット上の知人友人には、
年俸1億8000万のド素人監督ジーコを擁護する奇特な人は非常に少なく、
そこまで危機感を抱くことが実感できない。
そして大抵、ジーコを擁護するのは(私の知る限り)そもそも試合をあまり見ていない人、
未だに自由と組織の二元論、あるいは自主性を重んじるジーコと組織の中でしか力を発揮できない日本人
という構図から脱していない人、がほとんどである。
いずれにしろ、私の意見は某番組でセルジオ越後が発言していた内容と同じである。
「高い年俸を払って、代表監督を育成する必要はない」
アジアカップで好成績を残してもジーコ続投に反対なのは、まさにここに集約されている。
代表がどんな成績を残そうとも、高い金を払って代表監督を育成しているという状況は変わらないからである。
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