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未来予想図 [ 年代別代表 ]

U17アジア選手権シンガポール2006決勝 日本対北朝鮮戦延長の末42の勝利をTV観戦。

このチームを見るのは初めてになる。
最初の15分くらいで抱いた第一印象が、女子代表と似てるな、だった。
どこが似てるかと言うと、きれいなサッカーをするところ。

ここで言うきれいなサッカーとは、丁寧にパスをつないで
人の動きとボールの動きで相手DFを崩してシュートを目指すサッカーを指す。
一人の突出した個におんぶにだっこだったり、ゴリ押しのパワープレーではもちろんない、
テクニカルでありつつコレクティブなスタイルである。

スキルの高い選手がそろっているが、個人技に頼りはしない。
個はバランス良く組織化され、チーム全体として同じ方向を向いている。
グラウンダーとスルーパスへの意識の高さからアーセナルを連想したりもした。

アーセナルはさすがに言い過ぎかも知れないが、まぁとにかく質の高いサッカーだった。
よくここまでチームを作り込んだと思う。
城福監督の手腕は凄い。

そこにはオシム監督の目指すサッカーの完成形がほぼ実現されていたと思う。
結果として、フル代表がU16代表の後追いの形になるというやや皮肉な状態になっている。

だが言うまでもなくオシムが真似をしているわけではなく、
ユースからフル代表まで、それぞれのスタッフが理想を追い求め、
それがU16の場合には事前に合意が得られているU21とは別に(U19は?)
期せずして一貫した強化方針になっていた、というだけのことだ。
オシム監督の目指す方向性の正しさが間接的に証明されたと言ってもいい。

ただし、アジアで素晴らしいサッカーを見せた後、私達には思い出す出来事がある。
そう、サンドニショックである。
世界を相手にした時、どこまで出来るのか、少しだけ不安になる。
まぁでも素晴らしい内容での優勝、本当に良かった。
おめでとう。


付記
 3人目の河野の交代の時、柿谷がOUTだったが、私は水沼を交代させたかった。
 キープ力に優れ、守備にも献身的とさえ言えるほどの充実ぶりを見せていた柿谷を代える手はないと。
 主将であり、精神的に強いと言われる水沼を残すのもわからないではないが、決勝の出来を見る限りでは。

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