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日本サッカーの方向性 [ その他サッカー ]

スカパーでフットボールカンファレンスが放送されている。
既に#2の放送が始まっているが、今回は#1の中から気付いた点を書いておきたい。

ピーター ベラパンの開会の挨拶の後、
新技術委員長小野剛のカンファレンスイントロダクション。
その後半部分、これからの日本サッカーの方向性について。
ものすごく要約しているが、大意は以下の通りで間違っていないと思う。

2015年に世界のトップ10という目標を掲げ、この10年、20年の間に世界の背中が見えるようになってきた。
しかし、ここからは「世界に近づく」のではなく、「世界に打って出る」という強い意識で取り組まなければならない。
そのためには様々なベクトルを持つ指導者の力を結集すべく、目指す方向性を日本全体で共有する必要がある。
そして唯一その方向性を決定付けるのは「世界のサッカー」である。

重要なのは一番最後、
方向性を決定付けるのは「世界のサッカー」である
というくだりである。

講演中、小野から「では何が、誰がその方向性を決定付けるのか?」という問い掛けがあった時、
私の頭に浮かんだのは”技術委員会、ひいては日本サッカー協会”という答えだった。

だってそうだろう、これからの日本サッカーは強い気持ちで世界へ打って出ていくのだ。
ということは「世界のサッカー」の流れを作る一国になるくらいの気構えということだ。
もちろん分析は怠るべきではないが、「世界のサッカー」が示す方向性に従ってるだけじゃ、
打って出るなんて100年経っても出来ないんじゃないの。

日本サッカーの方向性を指し示すのは「世界のサッカー」じゃない、日本サッカー協会だと思うんだが。
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