多士彩祭 [ その他サッカー ]
今大会のイングランドはおもしろい。
攻撃が実に多彩だ。
クラウチの頭にも足下にも入れられるポストプレー、オーウェンの裏への抜け出し、
ジョー・コールのドリブル突破とラストパス、ベッカムのロングパスとフリーキック、
ジェラードとランパードのミドルシュート、アシュリー・コールとガリー・ネビルのオーバーラップ。
ホントによくこれだけ揃ったものだ。
これに加えて、スピードとパワーを兼ね備え、テクニックがあり
どこからでもゴールを陥れるストライカーとしての天賦の才を持ちながら味方へのアシストも出せる、
最近では精神面でも落着きが出て来てハイボールの競り合い以外はほぼ万能のルーニーがいる。
パラグアイ戦では後半やや失速したが、第3者が見て楽しいサッカーを披露してくれる可能性は高い。
対戦相手がどこだろうと、全試合チェックする価値があるだろう。
余談
イングランド対パラグアイ戦後半23分から出場したパラグアイのクエバス。
2002年では途中出場してムチャクチャキレのあるドリブルからの2得点で鮮烈な印象を残した22才も、
今大会では26才にしてFW最年長。
W杯における活躍以降もなぜか欧州とは縁がなく、現在はメキシコのパチューカに所属、
福田と一緒にプレーしていた時期もあったようだ。
今もキレのあるドリブルは失われていなかった。
メキシコあたりにいるなら、Jリーグに来て欲しいなぁ。
PR