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ダメだこりゃ [ FC東京 ]

J2第9節 東京対札幌は0-0の引き分け。
全勝でJ1復帰すると息巻いてこの結果は既にネタ化の域。

まだ3試合が終わったところだからJ1復帰の可能性はもちろん十分あるけれど、
このまま3位以内に入れないままシーズンを終えたとしても全然驚かないね。
あまり皮肉めいたことを書きたくはないけど
(これまで当ブログを読まれたことのある方なら元々そういう芸風でないのはご存知のことと思う)、
それくらいひどい。

この1ヶ月半、あんたら一体何をやってきたんだと訊きたい。
昨シーズン終盤にチームを引き継いで、シーズンオフ、震災後の中断と、
それなりの時間はあった。
しかし、何をやりたいのかさっぱりわからない。

何か統一的なチームの方針があって、それに沿ってワンプレーワンプレーが組み上がっているのではなく
その場その場で適当に判断してプレーしているようにしか見えない。
少なくとも、ピッチ上でそれを表現できるレベルには至っていない。

昨シーズン終盤にも、今のチームで結果を出すには、
もっとドラスティックに戦い方を変えなければダメだと書いた(10/12のことだ)。
それをシーズン始まってたった3試合でまた書く羽目になるとはね。

私はもう監督を変えた方がいいと思う。
これだけの選手を抱えていながら、選手たちが踊らないのは監督の責任に負うところが大だと私は思う。
多少なりとも変化があれば、百歩譲って変化の兆しがあればその限りではないのだが、
残念ながらそうではない。
ドラスティックにチームを変えるという意味でも。

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いきなり暗雲 [ FC東京 ]

J2第1節 東京対鳥栖は1-0の辛勝。
勝利を拾ったものの、今後に暗雲立ち込める試合だった。

開幕戦は、練度がまだ充分でなくとも今シーズンどういったサッカーをやっていくのかが
ある程度見えるはずの試合だ。
と言うよりそうでなくてはならない。今まで何をやってたんだということになるからだ。

という観点からすると、この試合は相当にひどかった。
何コレ?って感じである。
まさかあんなチンタラしたサッカーを意図してやろうとしているわけではないと思うので
仕上がりが悪いということなのだろうが、それにしてもJ2中位クラスの鳥栖を相手に
あれはないだろうってくらいの出来だった。

なんと言っても足元パスばっかりなのでDFが崩れるわけがない。
足元で受けた選手がそれぞれその局面で個人勝負の繰り返し。
複数の選手が連動してラストパスまで行った攻撃は、先制後鳥栖が前掛かりになったところに
カウンターを撃ち始めるまで、私の記憶では1回しかなかった。
逆に鳥栖はそうしたパスワークから作った決定的なチャンスが前半だけで3回あった。
それのどれかでも決まっていたら結果はどうなっていたことやら。

それにも増して不安なのは、結局のところ何をやろうとしてるのかよくわからないことだ。
どういうこっちゃ。

別に流麗なパスワークからゴールを奪うことを目指しているわけではないだろうけど、
1年での昇格、それも全勝でのJ1復帰を目標に掲げるなら、特に初戦で相手を圧倒しておくことは
シーズン通しての戦いを有利に運ぶためにも必要なことだった。
その貴重な機会を失った代償は大きかった、なんてな風に振り返ることにならなきゃいいけど。

まずまずじゃないでしょうか。ただし [ FC東京 ]

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしく。

昨年は結局天皇杯ベスト4で幕を閉じた。
準々決勝福岡戦を辛勝し、鹿島戦は惜敗だった。

やはり課題は得点力ということになるだろう。
福岡戦は序盤に決定機を2度作って以降はさっぱりだったし、
鹿島戦の得点は平山の個人能力以外の何物でもない。

今のところ主力クラスの流出は大黒とリカルジーニョのレンタル終了、
そしてキム・ヨングンのみにとどまっているが、
J2 3位の福岡戦を含む終盤の戦いぶりを観る限りでは、昇格争いも苦戦するような気がしてならない。

現時点で公式発表があった獲得/放出選手を完全、レンタルを問わずポジション別にまとめてみると、

獲得
 FW ロベルト セザー
 OMF 谷澤、ペドロ ジュニオール
 DMF 上里、ホベルト
 DF
 GK 常澤

放出
 FW 大黒、赤嶺、前田
 OMF リカルジーニョ、松下
 DMF 幸野、森村
 DF キム ヨングン、平出
 GK 阿部

○FWについて
 決定力に加えて献身的な守備と意外な視野の広さも見せた大黒のレンタル終了は痛いが、外国人FWを獲得。
 昨シーズンの得点力不足対策を講じようと積極的に動いている感はあるのでそれ自体はいいのだが、
 ロベルト セザーの実力が未知数なのが最大の難点。
 元新潟と報道されているものの、公式記録を調べてみたら1試合27分間だけの出場だった。
 当時18才だったことも考えると何の参考にもならない。

○OMFについて
 大熊監督になってからスタメンに定着したリカルジーニョと、出番がなくなってしまった松下を放出。
 詳細はわからないが、松下は完全に大熊監督の構想外なのだろう。
 リカルジーニョは昨シーズンでの現有戦力ではスタメンクラスだったかも知れないが、
 はっきり言って外国人選手があのレベルでは困る。

 獲得する谷澤、ペドロ ジュニオールはいずれもJリーグで実績のある選手だ。
 谷澤はあの2008年シーズン千葉の奇跡の残留での大活躍が記憶に新しい。
 余談だがWikipediaに載っているエピソードがかなりおもしろい。これだけ見ると完全にネタキャラである。

 トーチュウによるとペドロ ジュニオールは左サイドで起用する方針らしいので
 単純に考えるとカウンター→サイド突破してクロス→中で合わせるイメージだろうか。
 そういう意味ではリカルジーニョを起用していた時とイメージは同じということになる。
 今まで東京に来た外国人選手と違って性格に難ありそうなのが心配ではあるが。

○DMFについて
 若手をレンタル放出してJ2で実績豊富な選手を補強。
 昨シーズン本職のボランチがいなくなってしまったことの反省が反映されているようだ。
 米本がオリンピック予選のため不在になることがほぼ確定している背景もある。
 2次予選が6月に、最終予選が9~11月に予定されているので、
 守備的なホベルト、攻撃的な上里の使い分けが予想される。

○DFについて
 安定感のあったヨングンが完全移籍。サイドも出来るユーティリティ性を備えていたヨングンの移籍は
 現時点での放出選手中大黒と同レベルかもしくはそれ以上の戦力ダウン。
 今のところ公式発表されているDF獲得はないが、トーチュウで柳楽智和加入の報道があった。
 J2での経験は豊富だが、実力はヨングンほどではないだろう。
 今後このポジションの補強があるかどうか注目される。

○GKについて
 第3GKを放出してその分を補強。
 権田はもう残留決定でいいのかな。シーズン中はどうなるかわからないなんて感じだったけど。


てな感じで、人数的には放出の方が多いけど、全体のレベルとしては上がっている印象。
方針はJ2で実績のある選手を獲る、ということなのかな。意外と動きが早かった。
相当危機感を持っている様子が窺える。そうじゃなきゃ困るけど。

最大のポイントは、やはり新しい外国人FWの実力だろう。
これが外れだった場合、相当苦しむことになりそうだ。

降格の影響 [ FC東京 ]

降格が決まって1週間。
降格の影響を冷静に分析してみる。

私自身は、J2に落ちても何ら変わらず応援するのみ。
私は東京というクラブそのものが好きだからだ。
それはJ1だろうがJ2だろうが同じだ。当たり前だが。

これまで何度も書いているように、J2のあの雰囲気が好きというのもある。
ただ、1年でのJ1復帰が至上命題である来シーズンに、あの頃の雰囲気が甦るかどうかは微妙だとは思うが。

しかし個人的にはそんなのんきなことを言っていられるものの、
クラブとしてはJ1のブランド力がなくなったことによるマイナス面だらけだ。

まずは収入の減少。
・スポンサー離れ
・観客動員の減少
・ソシオ、ファンクラブ会員、クラブサポートメンバーの減少

上記による強化費の削減
・選手獲得、維持費用の削減
・ユース育成費用の削減
・スタッフレベルの低下

それによる2次的な影響
・代表選手の減少
・選手レベルの低下
・サッカーの質の低下

ブランド力の低下が直接及ぼす影響
・選手獲得、維持が困難に
・TV等メディアへの露出の減少

こんなところだろうか。
これらは互いに影響しあい、下手をすると負のスパイラルに陥ってしまう。
クラブの前途多難さを考えると暗い気持ちになってくるな…

終わった [ FC東京 ]

J1第34節東京対京都於西京極陸上競技場は0-2で完敗。
J2降格が決まった。

到着が遅れて、私が競技場に入ったその時が京都に先制点を決められた時だった。
失点の様子はわからなかったが、この大事な大事な一戦で先制点を失った東京は
ホーム最終戦であるという以外にモチベーションのない京都にその後も有効な攻撃を出せず、
逆に終了間際に決定的な追加点を奪われて完敗を喫した。

やはり最大の原因は、先週も書いた通り、攻撃方法を確立出来なかったことだろう。
これだけシーズンを通して得点出来る気がしなかったシーズンは初めて。
ちなみにガーロ監督時が次点だ。

最後はなりふり構わぬ放り込みもやったが、ターゲットの平山は、背は高いがヘディングの競り合いに弱い。
そのためせいぜい胸トラップ出来るくらいの高さでないと意味がない。
実際放り込みから得点チャンスはまるで生まれなかった。
じゃあ長いボールで平山を生かすにはどう入れるのか、
というのがこのチームにはないのだ残念ながら。

J2落ちは正直ショックだ。
お前たちは弱い、という烙印を押されたも同然だからだ。
それは実際そうで、シーズン当初けが人が多く出て特に中盤は急増だったとか、
長友が移籍したとかは言い訳にならない。
強いチームはそういったマイナス要因も、どいういう形であれ克服する力があるからだ。
克服出来なかったのは、それだけの力が備わっていなかったということでしかない。

そしてJ2落ちには、これも先週書いた通りまさか、という思いが強い。
おそらく大方のサポーターがそうだろう。
そして、選手、スタッフ、チーム関係者全てにおいて自分たちは多分大丈夫だ、という考えがあった。
特に残り2節、神戸との勝点差3となった時点で。
そこに隙が生まれたのだ。

我々はそのことを、胸に刻むしかない。

持ち越し… [ FC東京 ]

J1第33節東京対山形於味の素スタジアムは1-1の引き分け。
痛い痛い引き分け。

前回書いた通り、残留確定を最終節に持ち越さないために、勝ちたい勝たねばならぬ試合だった。
しかし平山の実にFWらしい得点で先制したものの、後半41分に痛恨の同点ゴールを奪われ引き分け。
神戸が執念のゴールで勝利をもぎ取ったのに対して、やや不完全燃焼感の残る東京だった。

今シーズンはほんとうまく行かない。
前節名古屋相手にあれだけ良い戦いぶりで勝利をつかんだ東京が
あらゆる条件において優位に立てるはずの山形に対して残念な試合。

結局、今シーズン低迷の理由は戦術を確立出来なかったことだろう。
言い換えればどうやって点を取るのか、もっと言うとどうやってチャンスを作るのか、
最後まで形に出来なかった。

それに本職のボランチが怪我で不在だったことが重なった。
中盤の制圧力が低下し、試合終盤に耐え切れなくなって失点する。
得点が減少して失点が増大すればそりゃ勝てない。

残留争いに本格的に足を突っ込んだ時、残りの対戦相手に上位のチームがそろっている中、
最終節の京都は勝点を計算出来ると思った人は多いのではないだろうか。
しかし同時に、最終節まで残留確定を持ち越したくないとも思ったものだ。
さすがにそれまでには残留を決めているだろうと。

まさか、まさかである。
恐れていたことが本当になってしまった。
平山がインタビューで言っていた通り、最終節にはこれまで感じたことのないプレッシャーがかかるだろう。
しかも、たいていの場合追われる立場の方が苦しいものだ。
それを跳ね除けて東京は残留をつかみ取ることが出来るのか、
決戦のキックオフは12/4(土)15:30だ。

今こそ気を引き締めて行こう [ FC東京 ]

J1第32節東京対名古屋於豊田スタジアムは1-0で勝利。
大きな大きな勝点3。

今節は現地へ行かずTV観戦。
行かれた方お疲れ様です。

平山出場停止で止む無く採用した大黒1トップ、トップ下梶山、両サイド石川&リカの布陣が
試合開始から機能した。
梶山は高い位置で基点を作り、両サイドは突破力を生かして再三チャンスを演出し、
大黒は裏への飛出しを見せる。

ただ、クロスを上げてもやや中の人数が足りない。
逆サイドのポジショニングなどここは改善点だろう。

観てて印象的だったのが、名古屋のサイドの弱さ。
サイド攻撃が自慢のチームにしては(だからこそか)、守備が弱いのが目に付いた。
それがデフォルトなのか優勝を決めた翌週だからなのかわからないが、
石川、リカルジーニョはともかく、DFを完全にかわすほどのスキルはない椋原が
かわし切って何度かクロスを上げていたのには正直驚いた。
確かに椋原自身の動きも切れてはいたけど、あまり観ない場面だ。

試合を決めた大黒のシュートは素晴らしい。
コース的にはほぼGK正面だが、軌道が絶妙だった。
楢崎はさぞ悔しいに違いない。

守備面では、名古屋の攻撃が割と単調だったことが幸いした。
それでゴリ押しできる能力を持った選手を集めているわけだが、
パワープレー一辺倒だったら東京の守備陣は守れる。


さて、この大きな一勝によって、神戸との勝点差3、得失点差10となったわけだが、
まだ安心するのは早い。
確かに勝点差3は1勝分の余裕があるし、得失点差は2試合で逆転するには開き過ぎている。
加えて対戦相手は神戸の清水/浦和に対して、東京は山形/京都と有利だ。

神戸が残留するには、得失点差を考慮すると勝点4以上稼がなければならないので
1勝1分、もしくは2勝しなくてはならない。
つまり負けたらその時点で終わり。
逆に東京は1勝でもすればほぼ残留が決定する。

そんなわけで事前予想的には東京圧倒的有利なわけだが、
もしも次節東京が山形に負けて、神戸が清水に勝ったりすると…
考えるだに寒気がするが、サッカーでは何が起こるかわからないのだ。

勝って兜の緒を締めよ、優勝チームに勝利した余韻に浸っていてはいけない。
水面からやっと首を出した現在の状況に満足しているようでは溺れてしまう。
今こそ気を引き締めて行こう。
私は最終節京都へ遠征予定だが、消化試合になることを切に願う。

それでも [ FC東京 ]

J1第31節東京対川崎於味の素スタジアムは1-2で敗戦。
ミスによる痛い一敗。

立ち上がりギア高めに入ってチャンスを作り、前半残りはこう着状態、
後半早々に出鼻をくじかれ、セットプレイで同点、ミスで決勝点を奪われた。
森重一人を悪く言うつもりは全くないけれど、
あの点の奪われ方は相当チームにダメージを与えたという点で痛い。

川崎みたいなわかりやすい戦い方のチームを観てると、
東京も戦い方を特化した方がいいんじゃないのという思いを強くする。
城福監督の時に培ったものも生かしつつって話はインタビュー等でよく目にするんだけど、
そもそもそんなにうまく行ってなかったでしょ。

ポゼッションして試合の主導権を握って優位に運ぶって
それなりの得点機会を作ってこそ意味が出るものだと思うけど、
毎回毎回点の入らなそうな試合を見せられるとなあ。
毎回毎回不思議だよ、このメンバーで何でこんなサッカーしか出来ないのか。

相手との力関係を考えると、いくら優勝を決めた直後とは言え
名古屋戦は全く期待できない。



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