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見たくはないけど [ FC東京 ]

東京は川口との契約を更新しないことを発表し、また一人ベテランがいなくなった。
川口は今シーズン精彩を欠いていたからなぁ。
私の見るところ、出場機会の少なさ、不定期さに精神面での維持が困難なような感じだった。

そして少し前になるけど、このニュース。
マグノ解雇、G大阪が東京ルーカス獲得へ

東京サポの間ではルーカス不要論が意外にあるようだが
(ちなみに私はルーカスが大好きなので、不要などと思ったことは一度もない)、
まさに捨てる神あれば拾う神あり(まだ捨てると決まったわけではないが)。

しかしこの記事、ちょっと違和感がある。

ルーカスは183センチの身長を生かしたポストプレーでバレーと共存可能。
のくだりである。
確かにルーカスは身長はあるが、あまりそれを生かしたプレーはしないし、
キープ力はあるがいわゆるポストプレーはしない。
さすがにガンバのフロントは見誤ったりしないだろうが、この記事を書いた記者はかなり怪しい。

ただ、スピード、裏への飛び出し、ドリブルで突進のバレーと
豊富な運動量、柔軟なボールテクニック、献身的な姿勢のルーカスは合うかも知れない。
そんなのは個人的には見たくないけど、でも本人にとってはガンバの方がいいのかも。
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締まらず [ FC東京 ]

J1第33節 東京対大宮は1-2の逆転負け。
シーズンホーム最終戦、原監督、土肥、福西の味スタ最終戦を締められず。

大宮はヘボかった。
あんなプレッシャーのゆるいチームはJ1では見当たらない。
でもそうするとどうしてもちょこちょこ足元で回すことが多くなる。
もっとゴールへ向かえっての。

梶山とか池上とかが割と逆サイドを意識したパスを出してたけど、
パス自体は良いのに、それを生かしきれていない。
前からだが。

サイドチェンジはどういう時に出すと有効で、
それをどう生かすかってことがチームとして整理されていない。
それは例えばドリブルするコース取りとオーバーラップのタイミングとか
攻撃全般に言えることで、来シーズンの監督にはその辺の整理を期待したい。
つーかグループ戦術の基本なんだけど。

今シーズンはホームゲームの平均入場者数が昨シーズンに比べて1000人増えたけど、
良い試合が本当に少なく、良い試合の数という面では昨シーズンの方が実は良いシーズンだった。
それでも来場者が増えたということは営業努力の賜物だが、
試合の内容で改善をして欲しいもんだ。

脱皮 [ FC東京 ]

なんだか盛り上がっているらしい、こちらのニュース
公式発表もされたようで。

たまたまトーチュウの記事を読んでいなくて、
いくつかの東京系ブログで話題にされているのを見て初めて知った。
ソースが示されていなかったので、なんでこんな話になっているのかいぶかしく思ったくらい。
だからのっけから出遅れていたわけだが、自分で記事を書かなかったのは
特別の感慨を抱かなかったからでもある。

土肥についてはむしろ当然。
現時点で塩田との実力が伯仲しているなら、将来性のある方を積極起用するのは当たり前で、
しかも土肥はベンチに座らせとくにはもったいない。
これがフィールドプレイヤーなら藤山や浅利のように生きる術もあるだろうが、GKではそれが難しい。
それならば移籍先を探すのが双方に建設的な判断だろう。
”ベンチでもいいから東京に残りたい”と土肥が思っていないから、こういう結果になったんだろうし。

福西については、それこそあまり思うところはない。
いればそりゃ使いようのある選手だとは思うが、今の東京に必要不可欠ではないと思うし。
でも福西自身はそういう扱いに満足するような選手ではない。
また現役最後の頃の文丈のように、チームを下支えするようなタイプでもない。

原監督については特に書く必要もないだろう。
タイミングについては、むしろ遅いと思っている。
もう城福新監督で決定ならば、今から指揮を執らせた方が来シーズンにつながる。
もう退任することが決定している監督に、来季を見据えた練習や選手起用を求めても仕方ない。

監督の評価について書く時いつも書いているのが、責任は上が取るということだ。
選手の起用は監督の責任だし、監督の人事はフロントの責任。
原監督を留任させないということはそれが失敗だったということだから、
どういう形であれ、責任は取るべきだろう。
私は別に辞めろとまでは言わないけど、はっきり見える形でやらないと納得はしかねる。

前にも少し書いたことだが、東京のフロントはサポーターの方を見過ぎだと思う。
これは私個人の印象に過ぎないので何か根拠があるわけではないが、
何か不祥事が起きた時の対応や、監督人事など、オフィシャルに掲載されるニュースを見てそう思う。

だから、ここ数年の東京が1年ごとに方向性を変えているのも、
結局サポーターの希望が定まっていないからだ、と思えるのである。
まぁサポーターなんて元来が矛盾している存在かも知れないが。

J1でベスト3の観客動員を誇るようになって、ナビスコで優勝も経験するくらいになると、
それまでのクラブ運営の方法論を見直さなきゃいけないところにまで来ている。
そういう意味でフロントは変わらねばならないだろう。

冷静と情熱の間 [ FC東京 ]

J1第32節 東京対ガンバは1-1の引き分け。
久しぶりに熱くなった。

前半からガツガツ行く守備には気迫がこもっていた。
その守備の勢いに比して攻撃の停滞ぶりは相変わらず。
でも試合後の選手のコメントを見ると中盤で落ち着いてキープ出来ていた、と肯定的に捉えられている。

そんなもんか。確かに落ち着いているが。
いや、だからこそ改善される気配すらないのか。
これじゃあガーロも失敗するわけだ。

後半は1点を追って東京が攻勢に出た。
無茶苦茶無理めなボールを金沢ががんばってつなぎ、栗澤が精一杯のジャンプで競り、
ルーカスのハーフボレー。
蹴った瞬間にはあれが決まるとは予想していなかった。

それからは最近では珍しい、not放り込みの東京の怒濤の攻撃。
優勝を争っているガンバが押し返せないほどの。
いやホント久々に熱くなった。

次節はなんと今野と茂庭(あの失点シーンはかなり衝撃的だったが...)が出場停止。
また若手の抜擢がありそうだな。


余談
 帰ってきてネットでこの記事を読んだ。
 G大阪ドローで3位に転落/J1
 ”19分の相手退場による数的有利も生かせず”
 えっ、気付かなかった。。。
 私の周りも退場に騒ぐ風ではなかった気がするが。
 生で観戦してて選手の退場に気付かなかったのなんて初めて。
 マジすか。

飽きた [ FC東京 ]

一泊して昨日の夜新潟から帰って来た。
PKで決勝点を奪われるという無念さの残る展開だった。

前半意識してるなと思ったのが、サイドチェンジ。
逆、逆を突いて行こうという意図を感じた。
若干守備に重きを置いているとは言え、アグレッシブさが出ている良い戦いぶりだと思った。

惜しむらくは足元パス。
ボランチへのパスをさらわれての失点はPK以上の痛恨事だし、それ以外にもさんざん狙われていた。
単純なミスもあるけど、J1でここまでスペースに対する意識に乏しいチームも珍しいんじゃないのかね。

こういうこと書くのもうホント飽きた。飽きたって書くのももう飽きた。

激辛勝 [ FC東京 ]

天皇杯4回戦 東京対TDKは2-1の辛勝。
いやー、これだけ内容がなくてもサッカーって勝てるんだな。
目からウロコである(もちろん皮肉。念のため)。

しかも、帰って来てから清水対明治大学がPK戦にまでもつれ込む激戦だったことを知った。
BS1での中継を家で観てた方が良かったんじゃないかと思ったくらいだ。

遅攻だとまるで形にならない。
相手の守備ブロックの周囲をひたすらボール回しする。
JFL相手で崩せないんだから、J1相手にやれと言っても元来が無理な相談なわけだ。

つーか、わざわざ狭い中でボールを回し、パスは足元、数少ないフリーランは単発、
味方の動きを見ていないボールホルダー、結局出すロングボール。
そもそも相手の守備ブロックを崩そうという意識がないようにしか見えない。

一回だけおっと思ったのが、後半の半ばくらいだったか、
味方MFがボールを持ってルックアップした瞬間、
相手SBとCBの間のスペースへ平山がすっと移動してボールを引き出し、
自分の空けたスペースへルーカスが飛び込むのを見越して、ダイレクトヒールで流したプレー。

自分動きがスペースを作る、そして味方にそのスペースを使わせるという意識をうかがわせるプレー。
栗澤の動きは結構その辺を意識しているようだったけど、今の東京にはあまりにも少ない。

東京がどういうサッカーをやろうとしてるのかにもよるけれど、
前やっていた高い位置からのプレッシング+ショートカウンターほどガツガツ行かないし、
平山へのキック&ラッシュが目指すサッカーでもないだろう。
なんだかはっきりしない状態なわけだ。

私が断言するまでもないことだが、この状態で天皇杯優勝は100%無理である。


追記
 

歴史的一戦 [ FC東京 ]

J1第30節 東京対川崎は0-7で惨敗。
多摩川クラシコの名に恥じる試合だった。

今日の試合の一番の収穫は、ジャーンがいないとハイボールを跳ね返せないのがわかったということか。
川崎はロングボールというよりハイボールと呼べるようなのを何度も入れて来てた。
普通ハイボールというとハイクロスと同義だけど、DFラインから入れて来るロングボールが無茶苦茶高い。
これがまた結構嫌なところに落ちてくるんで、DFラインは下げさせられるわ、
処理は誤るわ、セカンドボールを拾われるわ、バタバタするわで効果てきめんだった。

逆にクロスは低くて速いボールを入れる。
ふんわりしたボールが逆サイドに抜けてしまうことの多い東京と対照的だ。

私の中では内容で圧倒されたというより、結果で圧倒されたという印象のこの試合だが、
上記のような川崎の現実的な戦い方、そして際立つ一対一の強さ、シュートの強烈さ、正確さ、
この辺がそういう印象につながっている。

川崎のシューターは、かなり思いっきり撃ってもちゃんと枠内に行くからすごい。
この間のチャンピオンズリーグ チェルシー対シャルケ04戦では、
前半を終えてチェルシーの計11本のシュートのうち、ショッツオンが8本、ショッツオフが3本。
世界レベルではそんな数字をたたき出すのだが、それに近い印象だ。

東京のシュートはとにかく枠に行かない。
両チームのシュートの意識の違いをみんな感じただろうし、私自身ももっと撃てよと思うが
あの精度じゃ撃てないだろうなとも思う。
選手自身が自信を持ってないし、実際撃ったところであれじゃあ。
撃ってくれて助かったと思われる程度の精度じゃはっきり言ってダメだ。

まあそんなわけで次は天皇杯。

久しぶりに筆が軽い [ FC東京 ]

名古屋へは行っていないので、J SPORTSの録画を観て気が向いたら。
それを除けば今日はこのニュースしかないでしょって感じのこれ。

FC東京・原監督の退任濃厚…後任はU-17城福監督が有力
復帰1年で…FC東京・原監督退任
F東京新監督に前U-17監督城福氏…原監督は今季限り

今まで当ブログへお越し頂いていた人にはおわかりであろう、私は原監督退任に賛成である。
そして、城福前U-17代表監督にはおおむね賛成である。

シーズン前に書いた記事、
方針転換
船出
で書いた通り、”漸進”主義から、”結果追求”主義へと方針転換を図った今シーズンに
今の成績は低過ぎる。

3位という数字は初めて見たので後付けの感がなきにしもあらずだ。
しかし明言はして来なかったものの、フロントが暗に示して来た態度と齟齬はないと私は思う。

FC東京というクラブを、その所属選手を知っている原監督を就任させたのは”結果追求”主義の現れだが、
その人選が間違っていたという点で当然ながらフロントにも責任はある。
現場が結果を出せなかったら、人材の登用をした上層部が何らかの形で引責しなければならない。

私の個人的な評価としては、シーズン中盤までの間で第一次任期時代に明らかになった
”高い位置からのプレッシング+ショートカウンターのみの行き詰まり”からの脱却を図ったものの、失敗。
結局東京の進むべき次なる方向性を示せずに終わってしまった(シーズンは終わってないが)という感じだ。

次の監督人事は城福監督ということだが、あのU-17の戦いぶりを観る限り大いに期待出来る。
報道にあるような育成に対してではなく、ピッチ上に実現される人もボールも動くサッカーに対して。
城福監督なら東京のサッカーを一段上のレベルへ引き上げてくれる、そういう期待を抱ける。

でもいくらユース年代で実績があり、東京のことを知っているとは言え、
もっと上のクラスの監督を探す努力は惜しまないで欲しいものだ。
城福監督はプロクラブのトップカテゴリーの監督経験はないんだし。
ただしクラブの目指す方向性については、おおいに賛成である。



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