補強と現場 [ FC東京 ]
CBの入れ替わりが激しい。
八田移籍
川崎DF佐原獲得へ。札幌DFブルーノクアドロス獲得濃厚
千葉DF水本獲得へ
増嶋の甲府退団は12/19に発表されているのに、復帰の報がない。
CBの数に入っていないんだろうか。
あとエバウドも。
補強するのはいいんだけど、フロントの独断だけでなく、現場の意見を入れているかどうか。
あのチェルシーだって歯車が狂い出したのはフロント(というよりアブラモビッチ)主導の
選手補強を強行したからだし。
ワンチョペを欲しいと言った現場の人間がいるのだろうか。
おそらくいない。
そういった反省を生かして欲しいものだ。
環境 [ FC東京 ]
ルーカスの移籍はほぼ固まったみたいで。
そんなにいろんな人の意見を聞いたりブログを見て回ったりしてるわけではないけど、
東京サポの間でのルーカスの評価って”得点力不足”のような印象を私は持っている。
2年前のアモローゾ獲得騒動の時だったか、実際に放出寸前まで行ったこともあるし
フロントの考えとしても、代わりに有力な選手がいればいつでも放出という構えだ。
記事を読む限りガンバ大阪は相当高く評価してくれているみたいなので
ガンバに行った方が幸せなんじゃないかね。
個人的にはものすごく残念な話だが。
そして今野は悩んでいるという報道だが、私の想像では東京か浦和かで悩んでいるのではない。
移籍先が浦和でいいかどうかだろう。
浦和に行けば優勝争いには加われるし、アジアでも戦える。
最高の手本となる日本のマケレレ鈴木啓太もいる。
自らの能力を伸ばす環境としてはこれ以上は望めないくらい。
しかし、であるが故に、今野の出場機会は保証されない。
3バックを闘莉王、坪井、阿部で固めた場合、
ボランチのポジションは鈴木や長谷部らと争うことになる。
果たしてそこに割って入れるのか。
オジェックはメンバーの入れ替えはほとんどせずにレギュラーを固定する。
いったんサブになったら序列を覆すのは容易ではない。
いくら環境が良くとも、自分が試合に出られないのでは本末転倒だ。
今野の悩みどころはそこだろう。
最高の環境でイバラの道を歩むべきかどうか。
人間は孤独だ。
敗退 [ FC東京 ]
天皇杯準々決勝 東京対広島は0-2で敗退。
東京の2007シーズンが終わった。
後半のように(ある程度)相手DFを振り回して仕掛けることは、このチームはやろうと思えば出来る。
でもそれが方法論として確立されていないから状況に追い込まれないと
まず第一歩として必要なボールを持っていない時の動きが生まれない。
原監督はハーフタイムでの言葉からわかる通り、そういった動きの必要性については認識しているが
それを選手に理解させ、試合で実践させるための手段を有していない。
城福新監督にはそこの改善を期待である。
家で観ます [ FC東京 ]
東京が登録枠より多い遠征メンバー組む
ルーカスが体調不良かぁ。
川口1トップ?
選手もスタッフも、それから熊本まで応援に行くサポーターも、がんばってくれい。
私はTV観戦。
勝ったらガンバと対戦だ。
ゆく河の流れは絶えずして [ FC東京 ]
八田康介についてググってて、偶然見つけたこのブログ。
こんなのあったのね。知らんかった。
で、読んで一人で笑ってしまったのがこれ。
GK塩田選手がホームパーティに呼んでもらえない・・・と嘆くのは
そもそもなんで八田を検索したかというと「ら」のOUTに八田の名前があったから。
ニュースソースはどこだろう。
ググっても上位40件には出て来なかった。
エバウドが計算外、茂庭が長期離脱していて、その穴を今野と藤山で埋めていた今シーズン、
今にしてみれば増島がいればなぁと思う。
その増島は甲府で主力として活躍、25試合に出場して4得点を挙げている。
甲府が残留すれば増島も甲府に残留の可能性が高かったと思うが、
甲府は33節に柏に負け、2年前に昇格を決めた日立台で降格が決まる皮肉な結末となった。
結果として増島が東京に復帰する可能性が高まったんじゃないだろうか。
柏に移籍した阿部は先発2回だけの8試合の出場にとどまり、無得点。
東京にいた2006シーズンよりも出番が減ってしまった(14試合出場(内先発2回)2得点)。
祐介は31試合に出場して6得点。後半は途中出場が多かったようだが、
ほとんどの試合に出てまずますの成績を上げた今シーズン、
序盤での好調が認められて代表にも招集された。
なんか一部では東京に帰って来るという噂があったけど、本当だったみたいだ。
活躍してたのに神戸を出るのは不思議だ。何でだろう。
私は基本的に、選手は必要とされるクラブにいる方がいいと思っている。
出場機会のあるクラブにいた方が、その選手にも、クラブにとっても幸せなことだ。
それを思い入れでクラブに縛るのは、サポーターのエゴに過ぎない。
浦和の福田が引退を決めた後のインタビューで、
他のクラブでの現役続行を考えなくもなかったけどサポーターの気持ちを考えてやめた、
という意味のことを言っていたが、そりゃどうなんだと思うわけである。
そこまで慕われるのは選手冥利に尽きるという見方もあるが、
福田には現役続行の意思もあったわけだから。
話を戻そう。
出場機会のあるクラブにいるのと逆に、飼い殺し状態が一番不幸せだ。
他のクラブに行けば出場機会があるのに、とどまっているおかげで試合に出れなければ
選手として腐ってしまう。
そんな生きるか死ぬかのことに、サポーターから口なんて出せない。
サポーターなんて無責任なもんだよって言う人もいるかも知れんが。
なんだが脈絡がなくなってしまったが、言いたいのはそういうことだ。
まぁ中にはアシュリー・コールみたいに金のためだけに移籍する奴もいるけどね。
原動力 [ FC東京 ]
城福新監督就任が正式発表
U17代表での実績は申し分ないどころか、小野稲本高原のいた世代と比肩する歴代最高である。
内容も含めて比べれば城福U17の方が上回っている。
だがやはり心配なのは、トップチームでの監督、コーチの経験がないこと。
監督経験はユース年代だけ、しかも代表のみ、というのは不安である。
優秀だとは思うので、段階的にステップアップさせた方がいいんじゃないのと思う反面、
46才と決して若くはないので時間をかけてもいられないかとも思う。
でも城福監督個人のことはちょっと横へ置いておいて、
上記のような心配を抱かせるのはクラブの判断としてどうなんだと思う。
トップチームでの経験なしに内部昇格させるというのは、他に良い監督を探す努力をしたんかい
と、安易に感じられるからだ。
なんて上記のようなことは思いつつも、基本的には私は期待している。
振り返ってみれば原監督が最初に就任した時も不安いっぱいだったわけだし。
原監督が原動力となってクラブに好循環が生まれたように、
城福監督が原動力となって好循環を取り戻してくれれば。
シュートをどこから撃つか [ FC東京 ]
BS1でのサッカー中継3連チャン、第三弾は天皇杯5回戦 東京対鳥栖。
第一弾がホンダ対名古屋で、ホンダが2-0で快勝した試合。
4回戦の清水対明治大学戦といい、NHKはあわやを含め、アップセットを嗅ぎ分ける鼻がある
(4年前の横浜対市立船橋戦もあったし)。
ホンダ対名古屋は名古屋がボールを支配し、
ホンダのカウンター一閃(いや二閃か)という試合だったが、
東京は、立ち上がりこそ攻め込んだがすぐに押し返され、しかも先制を許すという、
観ている方が苛立つような展開。
NHKまたもアップセット的中かと。
結局梶山の強烈ミドルと平山のゴールで試合には勝つが、
ハーフタイムでの解説山本昌邦の言葉がこの試合を物語っている。
鳥栖は相手DFの背後を取って、DFの背後からシュートを撃てている。
東京は相手DFの背後は取れていない。シュートはDFの前からしか撃てていない。
この解説の後に決まる平山の逆転ゴールもそう。
さらに言うなら、今シーズン通しての東京の姿である。
まぁしかし勝てたので楽しみが増えた。
次も勝ってくれたら、静岡には行くよん。
あきらめ加減 [ FC東京 ]
なんだか最近多いねこういうニュース。
今野「運命の選択」 浦和オファー「評価はうれしい」
少し前まで東京の所属選手の引き抜き話がスポーツ新聞の紙面を
騒がせることなんてなかった気がするが。
私は、今野についてはもう半分あきらめている。
札幌から東京に移籍してきた時のことを考えると、もはや今野が東京に在籍する理由はないからだ。
高卒時にはJのクラブから注目されていなかった今野は、
少し変わった経緯で札幌からプロデビューしている。
それだけに、無名に等しかった自分を認めてくれた札幌に対しては
それなりの思い入れがあるのではないかと想像する。
その札幌を振り切ってJ2にいた札幌から東京へ移籍した理由は、
当時の東京が、J1昇格後着実にステップアップを果たし優勝を狙えるクラブになりつつあったこと、
若手選手が多く在籍し、若手を積極的に起用する方針だったこと。
そして岡田監督のいた横浜からのオファーを断って東京に来たことを考え合わせると
当時の東京が持っていた、若手を中心とした勢い(抽象的だが)も
大きな要素だったのかも知れないと私は思っている。
東京にやって来た当初から感じていたことだが、
上記のような移籍を取り巻く状況、推察される理由からは、今野の意外にドライな面がうかがえる。
ややトゲのある言い方になってしまうが、
自分にプラスにならない環境であると判断したらさっさと移籍してしまうような。
で、今の東京である。
相変わらず若手中心のクラブではあるが、今野が来た当初のような勢いや
優勝を狙えると言ってもあながち過言ではないという状況ではなくなってしまった。
それどころかここ2年半ほどチームは停滞している。
もはや東京というクラブに在籍していても得るものは多くないと考えても不思議ではない。
それだけ東京に魅力がなくなってしまったのだ。
あるいはチームとしての魅力が減退しても、手本に出来るような先輩がいれば違うと思うが、
その有力候補だった福西もチームを去る。
守備の職人だった当初に比べて、攻撃の第一歩として長短のパスを出すようになってきたし、
鋭いオーバーラップやセットプレイから得点に絡む機会も増えてきた。
着実に成長を遂げて今やチームの大黒柱的存在にまでなった今野にしてみれば、
上を目指すにはもっと適したクラブはある。
というわけで私はもう半分あきらめているのである。
最後に希望を書くならば、どうせ移籍するなら国内のクラブはやめて欲しいな。